個人的おすすめ作品ベスト３

１位　雛菊こころのブレイクタイム

　１位の「雛菊こころのブレイクタイム」は心理学を駆使して学生たちの悩みを解決していく物語。主人公はヒロインの助手的な立ち位置。他にも占い師の弟子などが登場します。しかし、ヒロインが心理学を駆使して生徒たちの悩みを解決するのはある理由があり……。広義の意味でのミステリーになるのでしょうか。生徒の本当の悩みや解決方法を推理するのは楽しかったです。ライトミステリーが好きな人にオススメ！

その他の作品の感想

「ぜんぶ死神が無能なせい」：死神の手違いで寿命が残り六時間とされてしまった主人公の物語。いろいろありますが、結局はぜんぶ死神が無能なせいです。

「夜空ノ一振リ」：最弱の主人公が精霊の力を使って最強になっていく物語。最初からチートで最強というわけではなく、努力して強くなっていく過程が楽しめます。

「イー・ヘブン」：死んだ人がゲームの世界に行く物語。記憶喪失の主人公はレベル差があればあるほど強くなる剣を相棒にどこに向かっていくのか。それはあなたの目で確かめてみましょう！

総評

　今回はジャンルとしてけっこうばらけている様子でした。ミステリーにバトルものにファンタジー系。チャレンジカップの応募枚数はかなり幅があり、上限がなしだったはずです。そのためか、たまになかなかのボリュームがある作品もあります。逆に「ぜんぶ死神が無能なせい」のように普通のライトノベルよりもちょっとだけ少ないものもあるので、そこも楽しみながら読みました。

　あとまったく関係ないですが、最近私が応募した作品と「イー・ヘブン」の設定が似ているのでちょっとショックでした。やっぱり考える人はいますよねぇ……。