短編・詩

樹雨

死神の背を追う私は愚かでしょうか

何故みんな彼女を死神と呼ぶのでしょう?


何故彼女は自分を死神と言うのでしょう?


鎌を持っていない彼女は


死を宣告しない彼女は


それでも死神なのでしょうか?


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