第299話 新しい境地。
ここのところ、自分は小説が書けなかった。
経験不足もあるが、幸福感に溺れていて、ちらっとも進まなかった。
じゃあ、方向転換して今の気持ちを物語に落とし込んではどうかと勧められた。
できるかなあ?
下準備が整えばできると思う。
しかし、幸せに包まれていなかった頃の気持ちは、正直思い出したくない。
書けるかどうか、自信がない。
今までわたくしは、結果をだそうと一生懸命やってきたけれど、結果にこだわらない執筆というのがぴんと来ない。
なんだかふわふわしていて、心持ち頼りない。
でも、そういうのを書けばいいのかな、と思い始めている。
読み物も、あれもこれもでなくて、良いなと思ったものを摂取している。
どういう結果に終わっても、書かないと始まらないから。
うん、やってみよう。
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