　うまくないものを書いてしまった……。

　10作目はなにかに呪われたかのように、のろい執筆だった。

　それもこれも、キャラクターが悪い。

　わたくしは自分のキャラがあまり好きではない。

　だから、架空のキャラを愛するのだが、それ自体、逃避に思えるし、実際もてあましているくらいだ。

　のろい、のろい、とろい執筆だった。

　もう、頭を抱えるほかない。

　嫌いなキャラで作品を書いてはいけない、という教訓になった。

　本当、つらかった。

　だけど、公開は他の9作品と同じく11月29日の辰の刻だ。

　ああ、一番初めに10作目が目に入った方は、どういう作者なんだとケチをつけたくなるだろうな。

　やっぱり、消そうかな。

　悩むけれども、次のプロットが待っている。

　休憩したら、次だ、次……。

　４

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい