10.アプリの動作確認がめんどくせぇ

簡単には帰れないことはハッキリ分かった。まだまだ気持ちを切り替えないがするべきをことやらないと。


おそらくあのゼウ○からのメールに書いてあった便利なアプリを確認してみる。


「どんなアプリがあるのか」スマホをさっそく操作してみる。


「ブヒブヒ」(主、はやく、はやく。)パッシーは自分が使えるわけでもないのにテンションをあげてせかしてくる。


「え~と、アイテムボックス、異世界コール、異世界マップの3つか。アイテムボックスにかばん通勤カバンが入ってるな、機能は道具詳細と道具合成か、ただし道具合成には持ち物をポイント化した合成ポイントが必要と。異世界コールはパッシーと離れていても連絡ができるアプリだ。異世界マップはグー○ルマップまんまだな。うん、便利なんてもんじゃないな、チートだ・・・。」


「ブヒブヒ」(かなりすごい機能だな)パッシーはうんうん首を縦に振っている。


やばいな。スキルも道具もすごいものをもらったけど、不安しかない。情報の収集と活用が必須なのは分かるけど、そんなのオレには無い、この世界情勢が分からないけど、中途半端が一番いけないよな?できる限り能力を隠して早急に力をつけて尚且つ信頼できる人物を見つけないと、特に情報関係はオレじゃどうにもできない気がするからな。


最後にアイテムボックスの中身の確認。


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・異世界のバインダー


次元を超えたことでマジックアイテム化できなかったバインダー


紙なら10枚ほど収納できる。




・異世界の印鑑


次元を超えたことでマジックアイテム化した印鑑


様々なものを専用化することができる。またこれを使用した契約は必ず履行される。




・異世界のボールペン


次元を超えたがマジックアイテム化できなかったボールペン


珍しい筆記用具。




・異世界のカバン


次元を超えたことでマジックアイテム化したカバン


流空のアイテムボックスと同期している。




・異世界の紙


次元を超えたがマジックアイテム化できなかった紙


珍しい白い紙




・異世界の免許証


次元を超えたがマジックアイテム化できなかった免許証


とても精巧な絵がついているが身分証としては使えない




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これまたテンプレな感じなアイテムが出来上がってますね。もうさんざん驚いたので十分です。次元を超えたて変化するなら他のものもアイテムボックスにいれて確認してみよ。そう思ってスーツの上着を脱ぐ。


「ブヒブヒ」(ちょ、主なにこんなとこで脱ぎ始めてんだ。)パッシーが頭から離れて飛びながら驚いている。


「ああ、アイテムボックスにいれてどんな効果がついているのか確認しようかと」そう言いながらアイテムボックスのスキルを発動させる。




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・異世界のポケットティッシュ


次元を超えたことでマジックアイテム化したポケットティッシュ


使っても減らなくなったポケットティッシュ




・異世界のハンカチ


次元を超えたがマジックアイテム化できなかったハンカチ


とても上質な布でできたハンカチ




・異世界のスーツ(一式)


次元を超えたことでマジックアイテム化したスーツ(一式)


、≪快適≫≪修復≫の効果を得たスーツ一式




・異世界のカギ1


次元を超えたことでマジックアイテム化したカギ


空間魔法と組み合わせることで独自の空間を作成できる。




・異世界のカギ2


次元を超えたことでマジックアイテム化したカギ


キーが必要なあらゆる動力を起動できる。


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さっきから急に周りの環境が変わったのに特に何も思わなかったのはこのスーツのおかげなんだな。


とりあえず地図アプリで最寄りの町に向かうとしようか。ちなみにお金は金貨1枚銀貨63枚銅貨55枚だった。ほんとに全額交換されてるみたいだ。

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