第2話 不器用な僕
僕は不器用だ
君が無理して、我慢して溜め込んでいるの知っているのに
僕は何も言えない
『無理しないで』 『少しは頼ってよ』って言いたいのに
心の中ではいつも思っているのに
なんでなんだろう…
言いたいのに君に『無理しないで』って
だから、僕はいつまでたっても不器用で弱虫のままなんだ
君は人に頼まれると断りたくても断れない
いつも笑って頼まれ事をしている
けど、本当は君は笑っていない
心から君は笑えていない
君はいつから心から笑えていないの…
僕は君を『助けたい』
こんな不器用な僕が君を助けることが出来るのか分からないけど、君を心から笑わせてあげたい
君の笑顔が見たいんだ
あの日見た君の笑顔を…
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