第2水陸機動団

クソクソたろー

第1話 転属は強制的にっ☆

東千歳駐屯地 第XX普通科連隊


「入りますっ!」


俺の名前は西 大地。

至って普通のどこにでも居る陸士長だ。

「自衛官としてイキりたい」という理由で自衛官候補生として入隊。

しかし、イキったら中隊長ではなく、連隊長から呼び出され「問題を起こすな!」と言われた。


…話を戻そう。


俺は中隊長からの「連隊長室来い」というLINEを受けて、連隊長室へ行った。


=連隊長室=


「西士長。今回は問題ではない。」


「はい、なんでしょう?」


「これにサインしてくれないかな?」


連隊長から書類へのサインを命ぜられた。


「はい、わかりました。」


俺は指定された部分に白い紙にサインした。


「はい、というわけでお前は第2水陸機動団への転属です!おめでとう!」


「え?はい?え?」


第2水陸機動団…第1水陸機動団は西日本、第2水陸機動団は東日本を担当する。

所在地は真駒内駐屯地だ。

「おめでとう!東千歳から出て行け!じゃあな!」


「ええええ!?」


…俺はバッチすらつけていねえのに、第2水陸機動団へ飛ばされてしまった。


果たしてどうなるのやら。

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