第25話 LINEと電話と時々二股
LINEと電話は欠かさず毎日
たまにメール...
会いたいけど会えない。
そんな距離をLINEと電話は少しだけ近くしてくれる。
会いたいと思う想いだけが画面を通して飛んでいく。
残るのはカラッポの心と体だけ
喉の乾きに似た感覚が私の中を満たしていく。
やるせなく焦らすようなこの乾きにも似たものは、彼を想像し彼以外といることを選ばせた。
彼といるけど彼といない。
そんな矛盾を許せる私が許せない。
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