第10話 彦星

覚えてるのかな君はあのときのことを


君と出逢ったあのときのことを


君はどこかあどけなさを残しながらもどこか大人びていた


そんな君に僕は一目で恋に落ちた


そんなの何かの物語の中だけだと思ってた


あんまりも唐突すぎてどんな顔していいか分からなかったよ


君はいまどうしてるのかな


会えないことが辛くなるんじゃなくて君の存在が薄れていってしまうのが怖いんだ


だから強く願おう


強く、、強く願い星を描こう


そしていつか川をかけて君に逢いに行こう

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