『暗闇』を入れて【後悔】

「星空になりたい」そう言って彼女は銀幕に躍り出た。

 強く輝く星々の中、一際きらめく流星のように駆け抜け、奈落の底に体を打ち付けて、消えた。

 この星空は君だ。

 見上げれば君に会える。ギラギラとせめる様な君に。

 もう暗闇へ突き落とす事はできない。

 ゴメン、ゴメンよ。

 眩しすぎたんだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る