雨
街路灯
街路灯を部屋に連れ込んでダンスするとき
あなたの瞳に映った私の顔はがらんどうで
うつろう意識がさらさらと消え去っていく
宝石なんてもう要らないと言っても聞いてはもらえなくて
今夜は月が出ないからと手を取り合うのを
一条の光が静かに見つめていた
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