耐える
離ればなれになってしまってから
逢いたい、逢いたい、と
毎日そればかり考えている
何をしても何を見ても
独りではまるでおもしろくない
時々何もしたくなくなり
家の中に閉じこもる時がある
そんな時そばにいてくれたら
きっと楽しく過ごせたに違いない
夜になると想い出す
二人で歩いたことや
二人きりで幸せな時間を過ごした
部屋の中のことを
振り返ればそこにそっと立っているようで
振り向いては涙を流す長い夜
逢いたい、そばにいてほしい
淋しい時に逢えないから
そばにいてほしい時にいないから
離れているのは哀しいことです
逢えば愛を確かめあうけど
また離れてしまうことを思って
哀しみをつのらせてしまう
何もかもを捨てて激しく愛したい
でもそれは
お互いを苦しめることにしかならないから
だから
死にそうで気が狂いそうになっても
耐えなければならないんだね
私たち自身のために
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます