天上人と地上人の生態

【共通点】


▽特徴

・瞳の色:魔力量に関係なく、発現した遺伝属性の強弱と組み合わせで決まる

└地上人にも属性は存在するので、天上人と同じルール



▽社会

・成人:男女共に十六歳

└婚姻を結べるようになる



▽作法




【天上人】

霊峰の上空に浮かぶ島、天空島で暮らす閉鎖的な種族


▽特徴

・魔力を貯蓄する細胞を持つ

├最大でどれだけ貯蓄出来るか(以下、貯蓄力)は個体差が大きく、大まかには属性と共に両親から遺伝

├貯蓄力は発現した優性の遺伝属性の数と比例/遺伝のルールはある程度存在するものの基本的には運任せ(近年は下降傾向)

├希に隔世遺伝や突然変異で乱高下

└アルフェネリアは…………

・保有している魔力量

├五感及び第六感(直感)の鋭さと比例

└必要な食事の摂取量と反比例

・魔力=生命力:活動エネルギー、有らゆる耐性、免疫力とも直結

├保有魔力が低下すると倦怠感が発生し、欠乏すると貧血に似た症状が出る

└使用中の魔力量が吸収出来る量を上回っている状態が続くと酸欠の様な息苦しさを感じる

・髪と瞳:大抵全く異なる配色で、明るい色彩が多い

├髪色は属性より光極性が貯蓄力に応じて強く出るほか、発現しなかった陰性の遺伝属性も影響する

└大抵は両親を混ぜ合わせた中間色となる

・真白(ブルーベース)の肌

└夕方~明け方に活動する人が殆どで、日焼けとは無縁



▽社会

・長と巫女

├長は複数人存在し、長の中心人物を特に“要長”と呼ぶ

├巫女とは人柱に近い生け贄的存在だが、島の存続には不可欠

└文字通り“島を支える”重大な立場故に、島から離れられない

・毛を染める習慣は無い



▽作法

・礼儀や感謝を示す所作:利き手を上に両手を重ね合わせ肘を上げる→頭を下げ額を利き手の甲に当てる

└度合いが高い順に、跪礼>立礼>座礼 ※お尻を椅子や地面に着いている状態で、目下の者がするのは失礼

・愛称の基本ルール

├名前の終わり:一般的な親しい間柄(例/リア、フィー、ジオ)

└名前の中間:夫婦だけの呼び名(例/ルディ⇔シェラ)




【地上人】

天上人の対義語で、文字通り地上に暮らす人間

(※天上人の概念であり、地上人にその認識は存在しない)


▽特徴

・魔力を貯蓄出来ない

└取り込んだ魔力はそのまま自然と排出される

・属性:親のどちらか片方から丸ごと遺伝

・髪と瞳:誤差程度の同色で、何れも暗い又はくすんだ色味

└髪色は極性が僅かに影響するが、天上人と違って隠れ属性は混ざらない

{村}

・褐色(イエローベース)肌が多い

└明け方~夕方に活動する人が殆どで、日焼けとは切っても切り離せない仲



▽社会

・季節:水=春、雷=梅雨、火=夏、風=秋、土=冬、の五つに区分されている

・白髪を草木で染める習慣がある



▽作法

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