10/17 これを読めば仮想通貨が少しわかる!
というわけで南雲さんの再反論に答えましょうか。
めんどくさいから一点に絞って言うと、最初の意見で完全に的が外れた意見っていうのが、南雲さんが消滅した口座っていう話を持ち出した点ね。
結論から言うと、個人口座が消滅するリスクはないです。(もちろん本人がキーを忘れるとか、個人のコンピューターがハッキングされたら話は別だけど)
でこれを説明するには、現在の仮想通貨の取引所の仕組みを説明しなきゃいけないい。
ということで、仮想通貨取引してる人ですらわかってなさそうな取引所の仕組みをご案内よ!
取引所にある取引用の口座っていうのは、これはもう仮想通貨の口座じゃなくて、あくまでその取引所が作ったシステムによる口座です。
で個人が取引所で取引してる仮想通貨は、その取引所自体が持っている大きなウォレットの中にすべて一つになって収められてるわけよ。だから、その時のBTC所有者は誰かって言ったら、データ的には取引所っていうわけだ。
表見的には、自分所有なわけだけど、内部的には取引所が所有者になってる。これを個人のものにしようと思ったら、ちゃんと取引所から自分のウォレットにうつす必要があります。
なので取引所内でのやり取りは、その取引所との信用で成り立ってるものであって、そういう意味ではゲーム内通貨のやり取りをしてるといってもいいですね。
ですので取引所は相当えげつないこともできます。
現金を集めておいて、外見上仮想通貨を購入させたように見せて、そして仮想通貨があがって、いざ全員が利確したいなあというタイミングで、仮想通貨が全部盗まれましたとか言って、換金させないなんて言う詐欺商法も可能であります。
正直zaifという取引所は、ありもしない仮想通貨をあるように見せかけて、買わせていた可能性も示唆されています。要はノミ行為ですね。
取引所次第では、自分の持ってたはずの仮想通貨がなくなってしまったということは十分考えられるでしょう。
まあなのでこの点を差してずっと南雲さんは消尽リスクがあるといってるわけですね。
しかし、わかる方はわかると思いますが、これ別に仮想通貨の消尽リスクじゃないですよね。
取引所経由で仮想通貨を購入して、そして取引所に預けたままの人は、一度も仮想通貨を自分のものにしていないんですよ。あくまで、取引所の持ってる仮想通貨の所有権を手に入れただけで、ほんとうはそこから個人のウォレットにうつしてもらわないと、自分のものになったことにはならないのです。
取引所内の口座はあくまでその取引所が管理してるもので、個人のウォレットとは全く別物のです。
ですので、取引所の口座が停止されたり、引き出せなくなったりということは十分考えられますし、現にzaifは日本円に代えられない事態ではありますが、それは個人のウォレット内の仮想通貨が使用できないこととイコールではない。
全く別のこと。
じゃあ結局取引所が停止されたら、そこに預けた資産は消尽するじゃないか?
と南雲さんは言うと思いますが、それはその通りです。
ですが説明したとおり取引所内の仮想通貨は自分の資産ではないのです。なので取引所での仮想通貨が使用できなくなるというのは、自分の仮想通貨が使用できなくなったということにはなりませんね。
だってあなたは自分の仮想通貨なんてものを持っていないのですから。
すげえ複雑ですが、こういうことです。
さすがに南雲さんも、個人のウォレットが消失することはないという俺の理屈をわかってくれたのではないでしょうか。
すげえめんどくさかったです。
ちょっと調べればわかることだと思いますが。
あのもし仮想通貨を取引したい方は上で述べたことを十分注意してからはじめてくださいね。
あくまで取引所内でのやり取りは、その取引所内で行われるその取引所の財布の中で遊ぶマネーゲームです。
主催者は取引所です。
ですので取引所に悪意があれば、かなり簡単にそれこそ資産は消尽します。
勘違いしてる方は多いですけど、一つの取引所内でやり取りしてる仮想通貨はその取引所内でしかやり取りしてないですからね、同時にワールドワイドで行われてるわけではないです。
できれば、取引所は母体がしっかりしている社会的に信頼のある企業が行ってるところが望ましいでしょう、まあその場合手数料がかさみますけど。
zaifとかは、何せマイナス手数料とかありましたから、その分信用リスクは高かったといわざるを得ません。
取引所で結構な量の仮想通貨を買うということは、その取引所を信用して大金を預けるということです、信用できないところにお金を預けるのは、それはその人の危機意識が低いだけ。信用出来て、そして自分のわかる範囲で資産を運用してください。
仮想通貨に限った話ではないですがね、先物取引とかもっとえぐいですから、完全に取り扱ってるがわの胸先三寸で決まるような資産運用です。いったい何人の人が騙されたでしょう。
で南雲さんの質問に答えるというか、突っ込みを入れていくと。
Q1 取引所の口座の停止と個人のウォレットの口座は無関係。取引所の口座
停止で資産がとか言うのは良くもわからず、その取引所を使った人の責任。
まあしかも今のところコインチェックは、損失分の補填の責任は果たし
ている。預かった金を紛失した以上は当然ですがね。
Q2 これはもう答える必要ないですね。完全に南雲さんの的外れな質問です。
Q3 だからこれも的外れだよね。何度も言うけど、取引所内での口座は仮想
通貨の口座ではありません。
でも結局取引所使うわけでしょって突っ込みが来そうだから言っておくと、
BTCは取引所を通さない個人間のやり取りももちろんできます。むしろもともとはそれが目的ですからね、金融機関や国家を通さない資金の融通がしやすいのがそもそも仮想通貨の目的です。
より儲けたい人はそりゃあ取引所を使うべき。
儲けたい以上リスクはある。
で、あと南雲さんに言いたいのは、おれ仮想通貨を資産運用に使うような話をそもそも言った覚えはないんだよなあ。
こんなんギャンブルに決まってるじゃん、しかも少額投資で高額リターンが狙える類のうまいギャンブルなんだよね。
宝くじより、パチンコよりかなり見返りがでかい。
資産を運用する様なものじゃない。10万も買っておけば、もしかすると1000万になるかもしれないっていうようなギャンブル。
2017年5月くらいはたぶんそんなギャンブルな感じでみんな買ったんだよ。
俺は取引所なんか信用してなかったし、多分みんな怪しみながら、ギャンブル感覚で小額からスタートしたはず。
間違っても100万、1000万をどかんとあずけるような代物じゃなかったのに、相場が上がるにつれてなぜかみんな怪しげな取引所まで信用しだした。
馬鹿だなあと思うけどね。
そもそもBTCが100万代になった時点で、もうかつてのように10倍、100倍になる可能性はないのだから、うまみはなかった。
まあただ、仮想通貨自体っていうかBTC自体の価値はなくならないとおもう。いま買っても割と勝ちの目の高い(2倍、3倍はある)ギャンブルではないか。
こんな機会割のいいギャンブルもあるまい。
取引所をちゃんと選べば……。
あーつかれた、ここまで書けばさすがに物わかりの悪い南雲さんもわかってくれるだろう。
あっ忘れてた
Q4のアンサー
間違ってるのはお前だ、おとといきやがれってんだぁ!
あおっていくスタイルぅー!
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