第657話 オスマン帝国皇帝との宴

 城塞の中でもドーム型の屋根を持つなんともイスラム的な宮殿に案内される。


床には見事なペルシャジュータン・・・・・・?


「は?っ!美少女のペルシャジュータン?は?は?は?」


アメフトスが、


「良いでしょ、常陸様の城の装飾を見習って作らせました」


と、誇らしげにしていた。


「うわ~マコ凄いよ~、うわ~編み目細かい」


と、萌の理解者のお江は感動していたが、アセナが、右手を自分の額に当てながら


「お兄様はおにいちゃんの絵が大好きなのよ」


と、アイヤーと言いたげだった。


大広間の一番奥にアメフトスと並んで床に座る。


そこにも二畳程の大きさの美少女が描かれたペルシャジュータンが敷かれ、美少女の刺繍がされたフカフカのクッションが背もたれに置いてあった。


「良い、良い、良いよこれ、陛下、これ譲ってくれませんか?」


「はい、もちろん常陸様に献上したく準備してあります」


と、言ってアメフトスは二回手を叩くと家臣と思われる女性四人が布が被された大きな板に載せた物を運んできた。


さらにアメフトスが二度と手を叩くと被された布を取ると、丸められジュータンを広げると、右戸の赤色の人造人間エ○ァンゲリ○ン正規実用型2号機、左戸ピンク色の人造○間エヴァ○ゲ○オン正規実用型8号機、上部に人造人間エ○ァンゲリ○ン試作機山吹色の零号機と、黄色い零号機改が描かれたペルシャジュータン・・・・・・ジブラルタル城の鉄朱塗絡繰美少女栄茨万華里温門だ、くぬ~違う違う違う、それはそっちがメインじゃないんだよ。

鉄朱塗絡繰美少女栄茨万華里温門の絡繰りの中の美少女仮面は可動式、仮面があがると見えてくる金髪美少女、惣流・ア●カ・ラ○グレーと、メガネ美少女、真●波・マリ・イ●ストリ●ス、綾波●イが、大切なのに・・・・・・クッションが碇シ●ジ、渚カ●ル・・・・・・。


顔には出さないように笑顔を必死に作り受け取る。


「ありがとうございます。結構な品で」


と、我慢して言うと、


「マコはね~美少女のこの敷物が欲しいんだよ」


と、お江が、言うとアメフトスは、


「準備しておりますが、が、そちらはタダではあげられません。お願いを聞いていただければ」


「お願い?」


「はい、まずは料理で腹を満たしてからゆっくり話しましょう」


と、次々に料理が運ばれてきた。


ヨーロッパとアジアとイスラム圏の料理が合わさるだけあってなかなか食べ応えのある美味しい食事と、ベリーダンスなどが披露され宴席が終わった。

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