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目次
大空
晴れ渡る空が
今の私には
眩（まぶ）しすぎて
目を開けていられない
こんなに眩（まぶ）しい青空を
私は見ることができない
私の心が汚（よご）れているから
空が私に見ることを許さないのか
がんばって見ようとしたら
目から涙が溢（あふ）れて止まらない
雲がおひさまを少しだけ隠してくれて
私は空を見ることができた
空は
黙って私を受け入れてくれた
私を拒絶していなかった
私が
空を拒絶していた
こんな私が空を見てはいけないと
自分で自分を閉じていた
雲は静かに流れていき
再びおひさまが顔を出す
私は空を見た
きれいな空だった
私が私を苦しめていたんだね
そっか
わかったよ
もう私は私を許してあげる
また私はがんばれる
ありがとう
また来るね
きれいな空が
私を大きく
包んでくれていた
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