外に出たい

梅雨が明けた空から

肌が焦げ付くような光が降り注ぐ


今や外は安全な世界ではなく

対策をとらないと

自分に何が起こるかわからない


でもさ

風は心地よくて

鳥のさえずりは心をいやして

緑は僕を優しく包んでくれる


自然はこんなにも優しいのに

僕たちは自然に優しくなくて

自分のことばかり考えて

イライラと怒ってばかり


独りでは生きられない

独りよがりでは生きられない

誰かに優しくしてほしいなら

誰かにも優しくしてあげないと


だから僕は外に出る

対策は相手に対する思いやり

思いやりの心を持って

外に出よう


みんなの優しい心が

世界を救うと信じているから


その優しい心をつちかうためにも

自然からいやしをもらうためにも

僕は外に出たい





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る