どしゃ降りに二人
濡れるのが嫌だった僕は
君との帰り道のどしゃ降りで
びしょ濡れになって
楽しそうに笑う君と
笑った
こんな雨もいいじゃない
なんのための傘かわからないけど
とりあえず差して
二人で大笑いする
『ありえないよねー。すごい雨だねー』
『道が川になってるよ!』
君となら
どんなことでも楽しいよ
ベタベタの鞄
もう煙草は全滅だな
仕方ない
帰ったら
君の淹れてくれた珈琲を飲んで
冷えた体を温めるとするか
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