『崩壊』

カーテンが生む閉塞感に


安らぎを感じた



音もなく閉じていく世界を諦観し


超然と佇むことに慣れてしまった僕は


どうなってしまうのだろうか



抱いていた漠然とした不安さえ


いつの間にか霧散していた



僕の中は空っぽで


なんだかそれが面白くすら思えてくる



僕はどうしたらいいのだろう?

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