ウサギの声4

 一歩前に出ようとした私を片手で制止し、紫苑先輩が澄んだ声を響かせた。質問というよりも事実の提示に似ていたそれは、蘇芳ちゃんを俯かせる。上げられた顔は開き直るみたいに愉しそうな笑みを浮かべていた。押し隠していた毒を吐き出すように、嗚咽にも聞こえる笑い声を上げた。そうして笑い疲れたような長い息を漏らす。


「……驚きました? 言い逃れ出来ないことくらい分かりますよ、あたし聡明なんで。自分で馬鹿だったなって思ってますもん。『ウサギ』だって気付かれたくないから宮下センパイを追い出したい気持ちは堪えたのに、あのガキの脅しには我慢出来なかったの、ほんっとうに馬鹿だなって思ってます」


 どす黒い塊を溢れ出させていくような声。けれどそれが、ところどころで泣き出しそうに高くなるのを聞きながら、私は目の奥が熱くなっていくのを感じていた。

 蘇芳ちゃんが何を抱えているか、私は知らない。多分ずっと、堪えていたのだと思う。楔が引き抜かれた今、彼女の心の隙間からは闇ばかりが零れていく。


「あのガキ、あたしに言ったんですよ。あたしが『ウサギ』だってことを呉羽先輩にばらすって。そんなの、我慢出来るわけなかったんです。せっかく、少しだけ近付けたのに、あんなガキのせいでまた距離が開くなんて、そんなの嫌だったんです。……呉羽先輩、あたしのこと、色々調べたんですよね?」


 歪んだ笑顔で、蘇芳ちゃんは可愛らしく首を傾げた。私は彼女の目から、表情から、視線を逸らしたくなる。どうして、と叫びたくなる。私が何も言えないまま、紫苑先輩が何も言わないまま、蘇芳ちゃんの言の葉だけが夜風を切り裂いていた。


「ってことはこんなクソみたいな能力のせいで両親殺されたことも知ってます? 祖父母に虐待されてたことも知ってます? あたしの味方が兄さんだけだったことも、その兄さんがもうあたしを助けてくれないことも、知ってます?」


 黒い本音は隠さず零していくのに、雫を零そうとはしない。泣き出しそうな瞳も、罅割れてしまいそうな笑顔も、私の胸を締め付ける。それでも声を出せないのは、彼女が今欲しがっている言葉を見つけられないからだった。

 そんな自分の情けなさに下を向くと、吐き捨てるような呪詛が降ってくる。


「あんな世界、壊れちゃえばいいんですよ。あんな汚い人間ばっかの世界なんて、あんな、傷付けられるだけの世界なんて、消えちゃえば良かったんですよ。消したかったのに消せなかったんです。上書き出来るかもって信じてたのに、たった数時間、自分だけの世界を造るのが、あたしの力じゃ限界だった」

「っ、蘇芳ちゃ――」

「でも」


 我慢が出来なくなって彼女の名を呼んだけれど、すぐさま彼女自身に遮られた。強い語調は、私の発言を許してくれない。

 私が黙ったのを見たら、蘇芳ちゃんは笑った。泡沫のような笑顔に一筋の涙が見えたのは、私の見間違いだったろうか。うっすらと月光に照らされた頬は乾いていた。


「あたしだけの世界を造っても、一人ぼっちって哀しいじゃないですか。偽物のトモダチを造っても、一人寂しく人形遊びしてるみたいなものじゃないですか。殺して欲しかった。生きていたくなんかなかった。けどあたしって弱いから、死ぬ勇気なんてなかったんです。だから殺してもらおうと思ったんです」


 声を出すために息を吸ったのは、誰だったか。それが分からぬままに蘇芳ちゃんの言葉は続けられた。


「ねぇ呉羽先輩。殺してくれますか? あたしを、殺してくれますか? そのためにこんなことしてるんですよね? 殺してください」

「蘇芳」

「――殺してよ!!」


 紫苑先輩の呼び声までもを遮って、甲高い悲鳴が耳を刺す。蘇芳ちゃんの目が行き場を無くしたように地面を睨む。細い肩が震えていることに気が付いて、私は彼女を抱きしめてやりたかった。


「蘇芳ちゃん……」

「なんなのよ。そんな目で見ないでよ。あんたが一番の邪魔者だったのに。憐れむんじゃないわよ。あたしに優しくしようとしないでよ。あたしに、優しくしないでよ。あたしはあんたを嫌いなままでいたいのに、友達だなんて認めたくないのに、優しくなんてしないでよ!」


 踏み出そうとした足は踏み出せなくなる。私は、文化祭の時に見た蘇芳ちゃんの優しさが偽物でなかったことを再確認したような気分になった。それと同時に、あの日、手を振り払われた理由もよく分かった。だからこそ、彼女を絶対に死なせたくないと強く思う。

 固唾を呑んで彼女を見守る。そんな私の目見をどう見たのか、彼女は敵意を剥き出しに眉を吊り上げた。


「あたしは! あたしは……ずっと、呉羽先輩のこと、見てたんですよ? 呉羽先輩は覚えてないですよね? 紫土さんに殺されそうになったあたしを、先輩、庇ってくれたんですよ。庇って……死んじゃったんですよ?」


 私は驚きのあまり目を瞠る。横目で紫苑先輩を覗き見たけれど、私よりも前に出ている彼の表情は窺えない。その背中から動揺は感じなかった。震える声にはっとして視線を戻せば、蘇芳ちゃんの瞳を覆っていた涙が零れ落ちていく。


「それだけで、好きになるには充分でした。呉羽先輩が飛び出してきた理由なんて知らなくても、あたしを助けてくれたってことは、恋に落ちるには十分すぎるきっかけでした。それまで死にたいと思っていたのに、呉羽先輩に会ってから死にたい思いは薄れたんですよ? あたしの味方は兄さんだけじゃないんだって思ったら、嬉しくて。だから、呉羽先輩をこの世界から解放したくなかったんです」


 蘇芳ちゃんは涙を袖で拭う。紫苑先輩を見つめる彼女は、恋する乙女そのものだ。この状況で幸せそうな顔をして、笑っていた。


「あたしは『ウサギ』だってことを隠して、協力者を作って……呉羽先輩とも協力者になれたらなって、思ってたんです。協力者になったら、近付ける。騙してでもいいから近付いて、友達になれたら嬉しいなって、呉羽先輩の特別になれたら嬉しいなって思ったのに。新しく招かれたその女が、あたしが欲しかった場所に立ってた」


 幸せに浸るように輝いていた瞳が、蛇の如く細められる。寸刻、小夜風が氷柱みたいに冷たく私を刺した。こちらを睨む視線に込められているのは、怒りや憎悪。私はその視線が更に鋭くなる前に自分の思いを口にしなければと、叫んだ。


「蘇芳ちゃん! 私にとって、蘇芳ちゃんは特別だよ? 大切な、友達だよ? 私だって、蘇芳ちゃんを守りたいって――」

「っうるさい!! それが気に食わないって言ってるのよ。特別? 大切な友達? あたしはあんたなんか求めてない。あんたの、偽善に塗れた言葉なんて欲しくない!」


 一瞬消えそうに揺らいで見えた怒りは、それが気のせいだったかのように激しく広がった。取り乱した彼女は胸元に手を当てて深呼吸をする。私を見る時と全く違う色を瞳に塗って、彼女は紫苑先輩に笑いかけた。


「呉羽先輩、あたしを助けようとしないでください。もう遅いんです。あたし、どうしようもないほど屑だから、なにが悪いかすら分からなくなってるんです。誰かが死ぬのを見て、笑っちゃうくらいなんです。もう、呉羽先輩の傍にいたいなんて、望みたくても望めないんですよ」


 先ほどと別人みたいに冷静に紡がれていく。蘇芳ちゃんは、もう何もかも諦めたように、力無く吐き出していた。

 彼女の顔は疲労で満ちていた。それはきっと、精神的なもの。歪な笑顔はただ死だけを欲しがっていた。


「だからせめて、我侭を聞いてください。あたしを、殺してください」


 掠れて震えた、吐息塗れの小さな小さな声。夜の静寂の中で、泣き出す直前みたいなその音は、悲痛な響きを伴って霧消した。

 それからはただ、深閑とした夜の音だけが辺りに蔓延る。溜め続けたものを全て吐き出したように、もう落とす言葉を無くしたように、蘇芳ちゃんは黙り込んだ。


「蘇芳」


 紫苑先輩が、一歩だけ彼女に歩み寄った。反響した靴の音が私の肩を跳ね上がらせた。先輩の声が残響となって耳の奥で木霊する。

 冷静で冷え切った無感情にも聞こえる声柄に、なんという思いが乗せられていたか私は知らない。

 先輩が、小さな息を吐いた。それは、どこか優しさを帯びていたように感じられた。


「僕がここに来たのは、君を殺すためじゃない。救うなんて無責任な言葉を吐きに来たわけでもない。ただ、茶番を終わらせに来ただけだ」


 語調に優しさは欠片も無く、声色はひたすらに冷たいのに、どうしてか優しく響いていく。淡々と告げられた蘇芳ちゃんは、悲しげに微笑んでいた。


「……分かってますよ。だって呉羽先輩ってそういう人でしょう? 優しいけれど、他人に必要以上に踏み込まない。あたしが初めて会った時と、大分変わってますから。だからあのガキのことも見殺しにした」

「どうとでも言えばいいよ」


 何一つ変わらない声遣い。先輩は一切の動揺を見せなかった。それは想定内だったのか、蘇芳ちゃんも顔色一つ変えずに甘い音を奏でていく。


「それでもあたしは好きですよ。呉羽先輩のこと」

「へぇ。君は何も見えてないんだと思うけどね」

「あはは、挑発してるんですか? 見えてますよ。あたしがどれくらい呉羽先輩のことを好きか、知らないでしょう? あたしがどれほど宮下センパイを羨ましく思ってるか、知らないでしょう?」


 苦しげに顔を歪ませている彼女は、必死に言葉を紡いでいるように思えた。否、必死に、嗚咽を零しそうになるのを堪えているのだ。私が今彼女に抱いている気持ちは、同情と哀れみだ。それを振り払いたくても払えない。今すぐ走り出してこの気持ちを投げ捨て、彼女の痛みを全部受け止めたかった。

 彼女が一人で抱え込めなかった黒い塊を全部、全部受け止めて、辛い気持ちを少しでも和らげたかった。

 けれどきっと、その資格は私に無い。私ではきっと、蘇芳ちゃんを助けられないのだ。それを確信したからこそ、私は縋るように紫苑先輩に視線を送っていた。

 蘇芳ちゃんの、無理に笑っているような声がひたすらに痛ましかった。


「呉羽先輩が殺してくれないなら、もういいです。だから――あは、ははは……」


 顔を伏せた彼女の力無い声に、紫苑先輩も耐え切れなくなったのか足を前に進め始める。動けない私は祈るみたいに先輩と蘇芳ちゃんを見つめていた。

 一歩、二歩。先輩がゆっくりと蘇芳ちゃんに近付いた直後。彼女の顔が上げられた。


「死んじゃえぇええええ!!」


 耳を劈く悲鳴。言葉に反して、彼女の顔ばせは悲しみに染まっている。私は彼女が――瞳の奥の奥で救いを求めていることに、今更気が付いた。

 彼女の方へ駆け出そうとしたのと、彼女が私に刃を向けたのはほぼ同時だった。地面から突き出した刃を避けなければと思って、けれど私の足は止まらない。


「宮下!!」

「――浅葱」


 甲斐崎さんの声がすぐ近くで聞こえた。紫苑先輩が、私の名前を呼んだ気がした。

 視界に、赤が散らされる。


     ◆


 元々答えは、早苗を問い詰める前に出ていた。

 菖蒲が月白に殺される前、最後に接触したのは蘇芳か東雲だ。僕はその二人を疑っていた。けれど『ウサギ』である可能性が高いのは明らかに蘇芳だった。

 紫土の言葉を思い出す。――『ウサギ』は何でも知っているからね、『ウサギ』側の人間である俺に教えてくれるんだ。そう言った紫土と繋がっていたのは、僕が知っている限り蘇芳だけだ。髪を伸ばすことも短くすることも、自在に操ることも、『そうぞう』の能力者なら可能に思える。

 絵の作者が教え子なのだと、早苗が言っていた。彼女がいつから教師としてあの中学校に勤めているのかは知らないが、作者がその学校に通っていた可能性が高かった。三日市に住んでいる能力者は浅葱、蘇芳、菖蒲の三人だ。

 蘇芳が僕をずっと見てきたと言っていたことも、僕があちら側で一度死んでいることを鑑みればどういうことか察しがついた。

 それから僕は萌葱に電話をかけて蘇芳のことを問いかけた。彼女は言いにくそうに、けれど学校で流れているらしい噂話を教えてくれた。両親が事件かなにかで殺されていることを聞き、図書館まで足を運んだ。当時の新聞を探して、記事を見つけて知る。家政婦が蘇芳の両親を殺害して蘇芳を誘拐したこと。それからその家政婦は逮捕され、蘇芳とその兄が祖父母に引き取られたところまでは知ることが出来た。

 そして以前蘇芳が目を通していたグリム童話・なでしこのことを思い出し、確信した。望んだことを叶えられる王子が、その力を利用しようとした使用人に誘拐される。その部分だけ見れば、蘇芳の境遇と重なった。

 他人の事情にここまで踏み込んだことを申し訳なく思ったが、こうでもしなければ確信を得られなかったのだ。


     *


 諦めたように殺してくれと懇願していた彼女が、いきなり牙を剥くとは思っていなかった。いや、警戒はしていたつもりだ。その刃の切っ先が向くとすれば僕だと考えていたが、甘かった。彼女の言う通りだ。彼女の思いがどれほどだったか、全く分かっていなかった。

 枯葉が浅葱の名を叫んだ。彼がどこにいるか僕は知っていたし、だからこそ彼では間に合わないことも分かっていた。

 だから、浅葱の代わりにその牙を受けたのは、僕だ。

 地面から突き出した尖った柱は、僕の胸に確かに刺さっている。しかしそれはすぐに、崩れて消えていく。


「え……」


 震えた蘇芳の声が、聞こえた。浅葱と枯葉が息を呑んだ音が聞こえた。僕は自分の馬鹿馬鹿しさに舌を打とうとして、しかしその前に口から血が溢れ出したせいで余裕を失う。それでもなんとか、平気だと証明して見せるように笑ってみせた。笑いながら、蘇芳に問いかける。


「幻滅、した?」

「な、んで……」

「僕は、馬鹿だから、さ」


 こうする以外に、自分を犠牲にする以外に、方法が浮かばなかったんだ――そこまで言葉を続ける体力はなかった。

 綴る予定だった物語が綴れなくなって、それでもなんとか軌道修正しようと必死になる。その必死さは、自分の心の奥だけに留めた。焦りも恐れもなにもかも、かおに出してはいけない。浅葱と枯葉を安心させてやらないといけない。蘇芳に、分からせてやらないといけない。

 蘇芳、気付け。

 僕は、そう声に出したつもりだった。声は、出なかった。荒い呼吸ばかりが漏れて、声をうまく乗せられない。けれど、気付いて欲しくて、目で訴えかける。

 ――気付け。簡単に人が殺される馬鹿げた世界が造られて、そこに招かれた人が目の前で仲間を失った時の気持ち。大切な人が、目の前で死んでいく気持ち。それがどんなものか、今の君なら、きっと分かるだろう?

 蘇芳、思い出せ。殺す感覚に恐れを抱くこと。人を傷付けること、殺すこと、それを笑ってやってのけるのがどれだけ異常か、知らないとは言わせない。


「くれは、せんぱい……ち、血が……」

「大丈夫」


 作り笑いだと悟られない程度の微笑を浮かべても、蘇芳の顔は蒼白だった。なんとか出した声は、大丈夫そうに聞こえなかったのだろうか。

 自分のしたことの愚かさは、彼女の顔を見なくても声だけで分かる。

 僕は血が流れる胸を押さえながら足に力を込め、倒れそうになる身体をなんとか支えようとして、枯葉に支えられた。ちらと後方に目をやると、浅葱が口元を覆って泣き出しそうな目で僕を見ていた。名前を呼んだら目と耳を塞げと言ったのに、僕の声は枯葉の声で聞こえなかったのかもしれない。仕方がないから、安心させるように笑ってやった。ふっと息を吐いただけで苦しくなり、危機感が僕を焦らせてくる。

 ――まだ、駄目だ。まだ朝にならない。まだ蘇芳は檻を壊そうとしない。だからまだ、死ぬわけには行かない。僕が本当に死ぬ必要はない。

 だというのに、身体が震える。意識が遠くなる。ふざけるな、と唇を噛んで痛みを走らせた。まだ、死ねないというのに。


「なんで、なんで……こうなるのよ……!」

「っ、蘇芳」


 僕は、血に濡れていない方の手を蘇芳へ差し伸べる。彼女は、絶望したような顔で僕を見ていた。好きだと言った相手を己で貫いたのだから、絶望したくもなるだろう。けれどもまだ死んだわけではないのだから、そんな顔をしないでほしい。そう思ったが、時間が無いと直感が告げていた。

 確信する。――もたない、と。それでも焦りを顔に出さず、手を伸ばしたまま蘇芳に笑いかける。

 蘇芳、この手を取れ。孤独が嫌なら、この手を取れ。そこから前に進みたいなら、その檻から出たいと望むなら、その手をこちらに伸ばせ。僕が、君の手を掴んで引いてやるから。


「こんな、偽物の世界がなくても、僕は……」


 どこまで、声として出せたのだろう。伝えたいことはどれくらい伝えられた? 口が上手く動かない。意識が朦朧としていて、自分が何を言葉に出来ているのか分からない。声に出さないと彼女には伝わらないというのに、息ばかりが前に出て声を殺す。

 まだ、堪えろ。

 そう思ったのに、僕の足はついに力尽きた。膝が折れて、僕は地面に手を突く。そうして無様に咳き込んだ。


「呉羽!」

「紫苑先輩っ!!」


 枯葉と浅葱が僕を呼んでいる。その声が、まるで水の中で聞いているみたいに朧気だった。誰かの悲鳴が聞こえた直後、手放しそうな意識をなんとか引き止めながら、前を向く。

 蘇芳の姿が、見えなかった。形成されたコンクリートの壁が彼女を覆うように空へと延びていって、やがて造られたのは塔だった。


 僕は、その天辺に手を伸ばす。


 そこで『ウサギ』が、誰にも聞こえない声で、泣いているような気がしたから。

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