work.7 君の心
君の心が、どこを向いているのか、
僕は知っている
僕じゃない、
僕じゃないことは知っている
だけど僕は、
そんなこと、知らないふりをする
君の想いが、
僕に向いていないことは、知っている
そんな哀しい事実(こと)を、
見て見ぬふりをする 僕。
君を忘れることができたら、
君を悪く思うことができるなら、
楽なのだろうけど…。
僕の君への想いが、
いき場を失っている。
だけど僕は、
僕じゃないほかの誰かに
想いを寄せる君の幸せを、
そっと、心の中で祈っている
***
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます