異常図書1400-7-17[シリアルキラー・バスティング36]
分類:召喚媒体
人気推定値:1210vol
状況:違法コピーの蔓延
発見時の脅威:霊障/赤 致死性事象、封じ込めの必要
現在の脅威:霊障/赤 同上
作品の概要
1999年10月から██社の週刊少年誌████に掲載されていた、実在の連続殺人犯に伝承の魔物の要素を織り込んだモンスター(シリアルキラー)と主人公達の戦いを描く超常バトル漫画。
異常図書1400-7-17は、その36話である。
異常の発現
36話[ピエロ]、1〜4ページで異常を発現。
シリアルキラー、ピエロが誕生するシーンを30歳未満の男性が読むと、召喚媒体として作用し、致死性事象が発現するものと思われる。
被害者は、強姦の痕跡がある絞殺体として発見される。
索状痕にはロザリオチェーンの特徴が見られ、現場には巨大なナメクジが這ったような粘液の痕跡と、魚のような生臭さが残る。
目撃証言と状況から見て、召喚物は被害者の殺害後に消滅するようである。
発見と対応
発売後に通報された異状死事件の状況から発見、異常図書と断定。
掲載物、原稿を焼却し、シリアルキラー・バスティングを削除したバージョンに差し替えて再配布。
作品は全話焼却処置、無告知打ち切りとし、公式WEBサイト、筆者告知の削除を行った。
しかし、何者かが保存していたらしく、2018年1月、違法コピーがリーチサイト経由で拡散。
可能な限り削除、アクセスブロック等の対応をしているが、間に合っておらず、現在も致死性事象が発生し続けている。
異常発現の原因
筆者が漫画の資料として、魔術関連の資料を大量に集めていたことが災いし、異常図書1400-7-17の1〜4ページが召喚術として機能する構造を持った。
資料の大半は[メ拳](メフィストの言葉遊びか?)という人物によって提供されたことが判明しており、異常図書1400-7-17に使用された資料は、異常図書1400-7-17の構想段階で[メ拳]から提供されている。
[メ拳]は悪意を持って筆者に資料を提供していた疑いがあり、現在捜索中であるが、足取りは掴めていない。
現状
異常性を完全に削除したバージョンを筆者に制作してもらい、これを無償公開することで、日本国内での被害者数を月3人のペースに低減することに成功した。
しかし、違法コピーは我々の対応速度を上回るスピードで多言語翻訳されつつあり、世界的な被害者数は把握できていない。
翻訳と拡散にも[メ拳]の関与があるかどうかは、現在調査中である。
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