六 天才

あれから時が過ぎて、やっと家族の名前と言語も理解できる様になる。相変わらずねる度に遊びにくる神様方々それも最近になって解った事だが、どうやらデーア様が年齢的に一番したの女神だったらしく、それも初めての転生者がなんと僕だった事から周りの心配性な神様達が、物の珍しさに来たと言う理由もあったりする。そんな時に、長女であるラウルス家のお姉様が僕の顔を覗き込んでくることが解った。


末っ子である。見た目は、可愛い少女の様な弟であるフルグルがそろそろ目が覚める頃だから夕食も近いしお母様の近くに連れて行こうと近くに寄っていくと目がバッチリと私を捉えるなり、初めて聞く声が聞こえてくる。


「もう夕食のお時間ですか?」と周りで聞いていた言葉を理解して話しかけてくる弟だった。それでも一番びっくりしたのが満面の笑顔で、カメッリアお姉様ですか?」と首を少し掲げて訪ねてくる弟が目の前にいる事よりも、まさか初めて喋った言葉が私の名前だと言う事が解り、一瞬気絶しそうになりながら集中していると、また後ろから兄様が来られるといきなり末っ子を抱っこして移動し始める。途中弟の言葉を聞いて悶えている事が何故か手に取る様にわかった。お母様は、私が先に名前読んでもらう予定だったのに、と言っているが、この件は、本日息子を私が独占してお風呂に入れる事で解決する。まだ僕自身がミルクの為、ゆっくりと飲み干している。





◇◆◇◆◇



そして、全員が食卓につくと、僕の心中で、家族の名前をあげていく、ここは、ラウルス家の祖父であるアコニートゥムが領主となって、築き上げた街で、二代目としていま修行中のネフライトお父様である。次に僕の生みの親であるお母様全ての家事にたいして、かなりの実力者ある意味ここに裏の力を支配しているのが、お母さんでもある。ディアントゥスお母様である。そして兄弟である。上から長男のピュルガトワールお兄様と次男のヴァイスハイトお兄様である。次に姉妹にあたる長女のカメッリアお姉様と次女のロートゥスお姉様と三女のマールムの姉がいる。長男のお兄様と長女のお姉様と次女のお姉様は、この街を豊かにする為に、僕からみた経理学を選考に仕事をしながら日々学んでいる。そんな日常生活を過ごしているうちに、僕の誕生日を迎えて、一歳になろうとしている。お姉様達が祝いに、女性用のドレスを作っている現場をハイハイでみかけて、そっとその場から離れるという事もあり。僕の為の初の誕生日が開催されようとしていた。ちなみに、僕は、賢者の女神さまから日課を与えられている。精神統一して、体内に魔力を圧縮して、それを放出する系の練習を魔力が尽きるまで練習を最近ずっと集中して、真剣に取り組んでいるのだった。これによって、魔力の増加が増えて今後役に立つと言う事を学んだのだった。

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