第4話サイノウ

このテーマを度々ひっぱり出しては考える

○○の才能があると一言でいうが

それはきっと

いくつかの能力の複合体なんだと思う。

例えば

音楽の才能があるという場合

音をとらえる能力と

それを奏でる能力

大きく分けてこの2つが必要だ。

私はこの2つを

インプットとアウトプットと呼んでいる。

この2つに加え絶対に不可欠なものが

「継続」という能力だ。

これはどの分野にも共通するもので

これがないと才能がないのと一緒だ。

これがあれば

インプット、アウトプットが弱くても

コツコツ努力して強化できる。

そこに

「感性」というエフェクトがかかって

表現が完成する。


才能がある人というのは

これらの能力をすべて持ち合わせ

かつ、標準以上の品質である。

というふうに思う。

よって、才能がない人は

どれかの能力が欠けているか

標準以上の品質でない。

ということになる。


しかし、才能のある人は

生まれもってそうなのかといえば

そうではない。

どれかの能力が

生まれもって優れている場合はあると思うが

全部揃ってることは、まずないだろう。

そこで「継続」を使って

やり続け、試行錯誤し

能力を強化し続け

いつしか標準を越える。


だから私の中では

「継続」なくして「才能」はあり得ない。

表現者の「才能」というより

「継続」に称賛を送りたい。

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