第7話蝶の夢
真っ白な中に、私は一人で立っていました。
そこに、遠くの方から
一列に並んで
ツマグロヒョウモンが飛んで来ました。
蝶たちは、私をめがけて飛んできて
私の口の中に飛び込みました。
次から次へと
何匹も飛び込んできます。
口の中が蝶で一杯になり
「う…うぅっ…」
私はうめき声をあげて
蝶を吐き出しました。
吐き出した蝶はみんな死んでいました。
私は気持ち悪いのはもちろんですが
大切に育てた蝶が
こんな形で死んでしまって
悲しいと思いました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます