第12話

「ルールは簡単、さきに15点を入れた方が勝利!」緊張感が、漂う中、時間は試合開始を告げる。まずはひなこのチームの先手。ひなこは陰で、真知子を応援する。そう、ひなこは重度の運動音痴だ。「みんな、私の分まで頑張れー!」声でプレイするひなこ。「そんな事言ってんと、ボールが顔に直面するよ。」と葉子は呟く。「大丈夫大丈夫う」とひなこ。そして、1点目を決めたのは真知子だった。すごい。そう誰もが感じていたのも束の間、それはなんとオンゴールだった。「あれ?私間違えた?」

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