第8話
真知子は言う。「マラソン大会の予備練習だよ、たくんなもんなくても俺は走れるっちゅーのに。」「私たちはバスケットボールよ。」ひなこは言った。「いいねー。ドリブル得意よ、俺中学ん時よく友だちと外でバスケしてたわ。」へえー、と2人が感心する。「じゃあ、又三限目で会いましょう。」と言って、男一人と女友達2人は別れていった。「今日はバスケかあ、」女子更衣室のなかで真知子は言った。「何?キンチョーしてるの?」と同じクラスの沢子が言った。「だって、私運動音痴だから・・・。」「そんな事言って、あなた元バスケ部員とか言ってなかった?」「昔小学生のときに、かじってただけよ。」「それだけでも十分よ、私なんて小学生時代は帰宅部だったもの、とても辛かったわ。」
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