第32話 夢だったのかな? (3)

 とにかくこんな感じの会話が、僕の頭上にて起きているんだよ!


 一体神様達は何の会話をしているのだろうか?


 僕はとにかく不思議でならないよ?


 先程から神様が、もう一人の者に、慌てて告げている『試食!』とは、一体何だろうか?


 その事だけが僕は気になって仕方がないから。無い腕を有ると自分自身で思い込み……両手を組んだ気分で。


『う~ん? う~ん?』と目を閉じ、独り言を漏らしながら思案をしたよ。


『試食!』とは何なのか?


 僕自身が全く持って解らないからね。


「う~ん……ん? あっ? これでええかぁああっ? これで?」






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