120 知りたければ知れば良い。知る覚悟があるのなら。 3u10REAPER様

 作者様がキャラクターをフリーキャラとして貸し出しますと寛大なことを言われていたので、悪乗りしてついついキャラクターをお借りした。


 その結果、とてもカオスなものができあがった。


 なんの話やねんというところだけど、ここで懺悔させて欲しい。


 本当に、本当に申し訳ございませんでした。


 めちゃくちゃ楽しかったから、ついつい1章分を書いてしまったのだ。


 今回、もしも「他の作家様とコラボしたい!」という方々のために、今回他の人のキャラを登場させて頂いたことにより得た教訓を綴ろう←そんな奴がいっぱいいるのか?


 1.勝手にキャラ付けをしてしまうことはいけないと思うから、わかっている要素で攻めなければいけなくなる


 →ヤンデレっぽいところとか、依存してるなーみたいな要素とか、わかりやすいものを誇張することになった。やっぱり勝手にキャラを作る過ぎてしまうと、それはまた別のキャラになってしまうので、こうするしかなかったけど、難しい。


 2.過去の思い出を勝手に作ってはいけない


 →そもそも過去の出来事が具体的に出ていなかったので、過去に何かあってネタは使えなかった。というか、なんとなく何があったのかは察することができるけど、それを勝手に書いてはならない。作者様が絶対にそのネタを本編でやるはずだし。


 3.本編で出ていたネタを使わなければならない


 →それっぽさを出すためには、模倣することが一つの手法だと思う。高校生がラジオ番組をやるというネタだったから、無理やりラジオをキャラクターにもさせることで、それっぽくなったように思う。


 4.自分のキャラクターだけでなく、相手のキャラクターにも愛をもって接すること


 →自分の作品のキャラクターを愛するのは、それはもう当然のことだとは思うけど、ゲストとして来てもらっている以上、愛を持たなければいけない。勝手に嫌な展開にしすぎたりとか、崩壊させすぎてはいけない。かといって、自分の物語以上に目立たせてしまうこともなんだかそれはそれでためらってしまうので、加減がとても難しい。


 もし他の作者様とコラボしたいと考えた諸君に、何か思うところがあったのなら幸いである。


 よし懺悔終わり。


 まことに


 すいませんっしたああああああああああああああ。






 知りたければ知れば良い。知る覚悟があるのなら。 3u10REAPER様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894506446


 フリップアップ式のキャップを閉じ、バイポッドを畳みバッグにしまう。それを襷掛けに背負い、ビルの屋上の出入り口に向かう。ドアを開けるとそこには誰かが居た。


「―――――――――――?」

「あぁ」

「――――――――」

「それで?」

「――――」

「フッ。君、面白いね。でもね。うちに来るためには、能力が必要だって事ぐらい知ってるよね」

「――――――」

「―――」

「ハッ。それならNo.■■くらいにはなれそうだね。うちに来るかい?」

「―――」

『Are you ready to die?』

『Is that about that? That's it.』

『Then another one.

 Do you want to know the fear of the underworld?』

『Of course.』

『Don't regret it!』

『You can't regret it.』

『Welcome. To [Guardian].』


 作品紹介文章より引用。





 現代日本のような世界で、能力を得た人間たちの防衛組織、ガーディアン。


 そこに所属する、死神の左眼と呼ばれる少年を中心に繰り広げられるサイボーグバトルアクション物って言えばいいのかな。


 ロボットものというよりは、異能力と武器が大量に出てくる。


 武器の名前はごめんなさい正直知らないから感想を抱きづらいのだけど、とりあえず武器について良く知っていることはわかる。


 単純にすげーなおいと思う。


 おもしろいかおもしろくないかは別として、とあるエピソードのアイデアには驚かされた。


 エピソード全文に、ルビが振ってあった。


 すごいよ? そのおかげで大文字の上に小文字が乗っかってて、なんかおんぶした人が並んでいるみたな読み心地だった(これから先一生使うことのなさそうな表現)


 いやあ、世の中にはいろんなアイデアがあるだなって感心させられる。






 小説なのに、文字で図を書いたりってアイデアは、考えたことがあったけど実践はしなかった。


 そういった自由度の高さもネット小説のおもしろさだけど、なんていうか


 2ちゃんねるとかであったSSというものを読んでいる感覚に陥る。


 ほとんどセリフだけで構成されるので、面白い物は面白いのだけど、それはまた、小説とは別物だと感じる。


 両者を融合させることが悪いとは言わないけど、まだジャンルとしては早熟なのかもしれない(熟す日が来るのだろうか)


 ストーリーを綴りたいというよりも、自分の思う展開を実現させたいって感じの書き方。


 なので、ある程度の時間やら文章やらエピソードやらの繋がりを持って読んでいるつもりのこちらとしては、かなり頭には入りにくかった。


 完成度が云々とかは、どうでもいいと思った。


 書きたいことを好きなように書いている。


 それだけで、きっと価値があるんだなあと思う。


 それでも、人に見せるものであれば、ある程度体裁を整えた方がいいんじゃないかとも思う。


 けれど、それは読んでもらって有名になったり、プロとしてデビューしたいという人ががんばればいい話なんだろうなあと、最近は思う。


 自分の書いたものが、そりゃなんらかの評価に繋がったら嬉しいだろうけど、別にそうでなくてもいい。


 ただ、自分の書いたものは経験の結果だろうし嗜癖の結果だろうし、面白いと思ったことの表現の結果だろうし、心の叫びの結果でもあるのだろうと思う。


 それを、自分だけでない、誰かに読んでもらえる。


 その数は本質的には問題じゃない。


 自分の曝け出した心を、誰かに見せる。見てくれる。


 それだけでもいいのかもしれない。


『リライト』では、言葉を交わせない、種族すらも判然としない謎の少女と交流を図る。


 言葉ではなく、ただ側にいるだけ。


 日に日に、近づいて良い距離が短くなっていく。


 近づかれると嫌だけど、でもそこにはいてもいいと、許される。


 何も言わなくても、ただそこにいていいと認められる。


 たったそれだけ。


 読まれるだけ。


 そんなちっぽけなことって、とても贅沢な楽しみだと思う。







 約843万7千






 最近マジで毎日毎日書いてばっかりだ。一日で一万字くらい書くと、もういいかなってなる。一万五千字くらい書くと、頭がいたくなったりぼーっとしたり不具合がでる。二万字を超えるともう翌日は死ぬ。


 作家の西尾維新は、聞いた話では一日六万字くらい書くそうだ。


 いやいやいや凄すぎる。思い付きでつづったような物語的にあまり関係のない文をつらつらと書いているようにも見えるけど、それにつけても結局ストーリーにしてしまうのだから、やっぱりすげえ。


 絶対観念奔逸か何かを持っていると思う。思考の速度が速すぎたり、アイデアや観念がぐっちゃぐっちゃと出てくるタイプなのかもしれない。


 それはそれとして、たまに「なんでこんなに時間を使った上に、考えて疲れるようなアホなことをしてるんだろ。時間の無駄じゃないのか?」と自問自答に駆られる時がある。


 小説を書いたところで、別に意味なんかない。


 そんな風に厭世的に思ったところで、ふと気づいた。


 ああそうか。


 意味なんてないから書いているんだなって。


 ただ、それが楽しいんだろうなって、改めて思った。


 時間を無駄にすることが、多分自分にとって死ぬほど楽しいのだ。


 自分にとって大切なもの。他の人にとってはゴミみたいなものだけど、それは大切にしていこう。


 他の人にはわからないからこそ、価値があるのだ。


 そんなものを自分だけで愛で続けている自己満足が、きっと最高なんだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る