118 小袋逸聞-Bloody Codpiece- 深川夏眠様

 疲労がやばい。


 忙しい時もそうじゃない時もあるけど、昨日は特にやばかった。


 昼過ぎには謎のダル気で意識が落ちそうだったもん。


 眠気やら倦怠感で、今日はもう仕事をできる範囲でゆっくり進めようと思っていた矢先。


 セット薬がこぼされたり


 弁護士先生の面談に同行を頼まれたり


 記載ミスが起きる原因について考えさせられたり






 人間、満腹時と空腹時のどちらの方がパフォーマンスを発揮できるのか。


 度合いによるが、空腹時だ。


 空腹である時は、エサを得なければ死んでしまう。思考は冴えわたり、生き延びる術を考えさせられる。


 疲れている時にピンチとなることで、逆に覚醒した。


 疲労すらも感じさせてくれんのかい!


 忙しさで疲労もぶっ飛んだ。


 これは絶対体に良くない。遠藤です。






 小袋逸聞-Bloody Codpiece- 深川夏眠様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054894247671


 薔薇戦争の折、《赤》に与(くみ)した城が抱えていた秘密について――。


 作品紹介文より抜粋。





 コッドピース(股袋)をネタにした歴史ものミステリーっていうと仰々しいけど、語り口は案外軽妙なのだ。


 文章はちょっと仰々しいけど、西洋を思わせる世界観でとても雰囲気に合っていていいと思う。


 というか、発想がすごい。


 コッドピースに関するネタととりかへばや物語とミステリー要素を書き合わせている。


 あれ、書いていて全然意味がわからない。


 とりかへばや物語は確か、男の子と女の子が生まれたけど、男の子が弱々しくて、女の子がおてんばで強いもんだから「じゃあ男女逆にして育てりゃいいじゃん」といった物語だったと思う←こんなざっくりでいいのか。


 この物語も、男女逆に育てられた物語。


 で、なんか深く考えちゃうと、男性としてか女性としてかのアイデンティティーを巡る葛藤っちゃ葛藤。


 だけど、そんな悲劇的な雰囲気にしたくはないんだろうなあという、作者様の思惑がひしひしと伝わってくる。


 残酷な場面もあるんだけど、そうとは感じさせないような書き方をしている。この雰囲気作りはお見事だと思う。


 ミステリーっぽい要素もあって、ネタバレがしづらい(いつも言うけどどれも厳禁だぞ)ので、語るほうとしては辛い。


 で、タイトルのBloody Codpieceの意味。


 男性が男性らしく成長してしまうけれど、心はそうじゃない。逆もしかり。


 その性と環境の噛み合わなさに、苦しむ人はいっぱいいるんだろうなあと思う。


 けど、その問題とも思えることについて、真剣に語らない方がよさそうだ。


 この物語は、あくまでちょっとギャグチックに描かれているのだし。


 強制収容所を体験した精神科医かつ心理学者、R.Eフランクルは「夜と霧」で収容所生活を語る。


 どれほど過酷な環境であったとしても、人はその悲劇をユーモアにしてしまえる。


 その苦しみをまぎらわすように、自分がどれだけひどい目にあったかを、自虐的にかつユーモラスに語る。


 そうすることで、辛いことにも意味が見いだせる。というか、楽しくなるような意味を付随させることができる。


 結局真面目な感じになってしまったけれど、苦しい時ほど馬鹿話が楽しくなる。


 それだけでちょっと、いい感じ。







 約841万1千






 昨日は帰ってぶっ倒れるように横になった。


 で、起きたら結局24時前。


 いやあこれは疲労がとれますわーと思った矢先、


 無理やり起きてしまった子で、結局2時過ぎまで眠れなかった。


 睡眠時間結局いつもと変わらんやんけ!


 明日、明日を乗り切ればお休みだ!


 仕事って楽しいな。うふふふふふふふふ(真顔)

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