第8話 ネトゲ時代:PSO
DCは日本初のネット接続機能標準装備家庭用ゲームハードだったので、ネット対応ゲームがわんさか出た訳ですが、その中でも一番画期的だったゲームはPSO(ファンタシースターオンライン)ではないでしょうか。
ネットで繋がった友達と複数で同時に冒険が出来る家庭用ゲーム機初のオンラインアクションRPG。今では珍しくないこのスタイルのゲームは、PSOが始まりだったのです。
ええ勿論私もプレイしましたとも。そうしてチャットで仲良くなった人達と冒険を毎夜毎夜繰り広げていました。PSOは今でも続くシリーズなので(※執筆時)知っている人も多いと思いますが、最初の一作目からそのシステムは完成されていましたねぇ。
マグの成長システムや、レアアイテムの存在、複数の種族による冒険の難易度、マップもプレイする度に変わっていたんじゃなかったかな? 後は喋る時の吹き出し処理ね。アレも好きでしたヨ。
PSOと言えば最強のレアアイテム、スプレッドニードル(通称スプニー)。色々冒険し尽くしたプレイヤーは最終的には最強の強さのスプニーを探すのが目的になってましたね。私も探しましたけど、普通の威力のスプニーをゲットするので精一杯でしたわ……(遠い目)。
PSOはキャラが冒険途中で死ぬと使用中の武器を落とすのです。これが後で問題になりましたねぇ。その落とした武器を拾って自分のものにする悪質ユーザーが出てきたんですよ。
システムで許されてるんだからその盗賊行為は許されたものだと開き直っちゃって、賛同する人も多く現れましたが、私は盗賊は嫌でした。なので盗賊を容認する人達とは距離を起きがちになりましたっけ。
しかしどうして武器を落とす仕様になったのかなぁ……。PKは出来ないのに。
後、個人的なエピソードで言えば、引退宣言したユーザーが次の日にしれっとゲームに参加していたのが、ちょっとしたトラウマになりました。人間って簡単に信用しちゃダメね。
やらしい話で言うと、全国のユーザーが参加するネットゲームなので、もしかしたらここで素敵な出会いがあるかなと淡い期待を抱きながらプレイしていましたね。多分多くの人がそう思ってプレイしていたのではないかと思います。
けれど、中にはそう言う出会いのあった人もいたようですが、私にはな~んにもありませんでした。残念っ!
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