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エリダが周りに
ロハザーが
「コーミレイ……あんた、一体どこまで知ってんだ?」
「すべてですが、何か?――――そう、ナイセスト・ティアルバーは動く必要など無かった――いいえ、
「腐敗だの狂信者だの……言わせておけばコーミレイ、テメェ……!」
「
「ッ…………!!」
「……
「そう疑問を覚えた者もいたでしょう。ですが、そのおかしさを正そうとする者は
数人の視線が、
シータがナタリーに視線を戻す。
「その、キースさんが出た『行動』っていうのが……ティアルバーと戦うことなのね」
「ご
「わ――私?」
面食らった顔でマリスタ。
ロハザーの顔が曇る。
〝私は風紀委員。そして、あなたの、友達。あなたや、みんなを、もっと笑顔にしたい〟
「ヴィエルナは、学校に笑顔を増やしたいって言ってたんだ。……ナイセストの目指す場所には、笑顔はねぇって」
「
「馬鹿にしてんじゃねぇぞ
「おお怖い怖い。
「……つくづく思うぜ。テメェの性格は最悪にねじ曲がってるってな」
「すべての『
「ちょっと二人ともッ」
「やめてナタリー、ロハザーもよ。ケンカしに来てるわけじゃないでしょ」
『…………』
システィーナ、そしてマリスタにたしなめられるロハザー、ナタリー。
二人は互いから目を
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