8
シータが
マリスタは「うん」とだけつぶやき、目ではスペースを
「何か……話してるね。ちょこちょこ戦ってるけど……?」
「なんか……決着付ける気、無い感じがしない? さすがに、さっきのは手加減したなって感じが……」
「手加減してるんでしょうね。まったく、
エリダが目を細めながら言い、
「んお、おかえりナタリー。どこ行ってたのよ」
「仕事をしていただけです」
「仕事?」
『〝
『!!』
ナタリーが冷めた目でため息を
「ど――どうして声が……?」
『〝俺の家は「
ロハザーの声が、会場にこだまする。
シータが頬を引き攣らせて目を
「げ……ちょ、これいいの? 身内の話が、
「ま――まさかナタリー、仕事って」
「
◆ ◆
『〝内乱を、母さんと二人で何とか生き
「と……止めなくて、いいのかな。コレ。
パールゥが
同じく座っているリアとパフィラも目を
パールゥの言葉に、答えられる者はいなかった。
『〝
『〝
――――――――。
――第二十四層にいるすべての人間が、身を固くした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます