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この怪しげな塔の周りを調べていたあなたはまずぐるりと外周を回り、次に壁面を叩いて材質を確認する。作りは案外としっかりしているようで、いつ頃作られたものかはっきりしないものの、この塔もある種の遺跡のひとつだとあなたは結論付けた。
十分自己流で調べ尽くしたあなたは満を持して塔の中に入ろうとする。
しかしその時強い砂嵐が吹き荒れてあなたは思わずまぶたを閉じた。嵐はしばらく吹き続け、その間は全く身動きがとれない。
ようやく嵐が収まった時、不思議な現象が発生する。何とさっきまで目の前にあったはずの塔が綺麗サッパリなくなっていたのだ。
その後は全く何も発見出来ず、失意のままあなたは砂漠を後にする事になる。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886028099/episodes/1177354054886068738
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