志望校合格に向けて

私立高校説明会と進路研修会

 合唱コンクールが終わると、3年生は完全受験モードへと入ります。

 振休開けて10月30日には私立高校の入試説明会、31日には進路研修会がありました。


 30日の研修会は、午後からでした。給食は間に合いませんでしたが、説明会に間に合うよう登校することが出来ました。数十分刻みで3校の研修会がありました。次女が進路の紙に書いたH高校は最後の順番。私は一旦家に戻ってから、H高校の説明だけ聞きに来ました。

 それぞれの高校の特色がパンフレットや募集要項などを見ながら説明されました。

 入試説明会は生徒と一緒に、希望する保護者も聞きにいけるものだったので、しっかり聞かなければと長女の時も足を運んだのです。しかも、長女の時には受験しなかった学校なので、どういう内容なのか知っておく必要がありました。

 私立なので、専願と併願ではまず、入学金が違います。また、成績の良い人には授業料の減免措置がありました。その他、部活で頑張っている人に対して高校側から声をかけますなど、公立高校とは全く違う特色もあります。

 推薦や減免措置でネックになってくるのが、出席日数と評定でした。特に欠席日数は“少ないこと”という規程がありました。それが何日なのかはともかく、授業に出ていない次女には縁遠いことは直ぐに分かりました。また、評定もどの減免措置に当てはまるかによって、何教科で合計評定幾つ以上、評定1は無いことが条件、などと、これもまたハードルが高そうでした。

 1月、2月、3月と3回チャンスがあり、もしいずれかの減免措置に当てはまれば、入学金や授業料が安くなるというのは、一般的にはかなり魅力ではあるのですが、これは本当に健康優良児で、今後も頑張りが期待出来る生徒にのみ与えられた特権なのだと言うことがよく分かりました。 

 しかし、もし公立高校の受験に落ちてしまえば、これを選ぶしかなくなるわけですから、話は真剣に聞かざるを得ません。病気になってしまって、本人の意思とは関係なく中学校に行けなかっただけで、物凄い足枷なのだなぁと、身につまされる思いでした。


 31日は夜に保護者会主催で進路研修会が行われました。

 前日の内容を踏まえ、改めて私立高校の受験について、また、公立高校の受験に向けての話などがなされました。特に、11月1日からは三者面談が行われるため、それまでにどの高校を受けるのか親子でしっかり話し合いましょうと言うことに関して念が押されました。

 子どもたちには同じ資料で日中帯に同じ説明をしたとのこと。

 公立の推薦入試について、どういった書類を書くのか、どのような人が自己推薦することが出来るのかなどの説明がありました。

 高専や私立の推薦入試制度について、私立の入試制度について、そして今後の日程についてなどについても細かく伝えられました。

 まずは11月の三者面談で、私立高校の受験についてはほぼ決定させること。

 11月に行われる2学期の期末テスト、11月末の実力テストまでが重要であること。

 そして12月末には推薦の締切があり、年明けまでに私立高校の受験料を納めなければならないことなど、かなり重要な話でした。

 次女が受けようとしている県立高校は、調査書の評定と学力検査(受験)の成績を5:5で見るそうです。今の成績ではとても間に合いませんので、受験では他の子よりもずっと高い点数をたたき出さなければなりません。なかなか難しい現実です。


 二日続けて、進路の話を聞きました。

 そして翌日、11月1日はいよいよ三者面談でした。

 

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