青春の群像(第3部)69 その若さの男ならみんなそうですよと笑うので、そして、いつのまにか振られてしまうのですと酒をグイ飲みすると、人助けでハラ、ハラ、ドキ、ドキするので付き合う


青春の群像(第3部)69


その若さの男ならみんなそうですよと笑うので、そして、いつのまにか振られてしまうのですと酒をグイ飲みすると、人助けでハラ、ハラ、ドキ、ドキするので付き合うと疲れてしまう、

のかしらと言うので、どうもそう見たいですと言うと、刑事の奥さんはみんなそうなんですて、以外と離婚する人が多いのよと言うので、山本刑事の奥さんはよっぽど忍耐強いんだと、

言うと、


きっとそう言う人に出会えますよ、まだ若いので後5、6年後に出会うと、以外とすんなり結婚したりするもんです、これだけは縁ですからねえと言ったのです、時間も遅くなったのでお、

開きにして、シャワーを浴びて部屋に行きフトンに入ると直ぐに寝てしまったのです、朝置きて顔を洗い一通り墓掃除をして、終ると朝食を取り弓ヶ浜に向かったのです、監視を開始し、

て、


監視搭に登り鈴木にあの後みどりちゃんとはときくと、海辺を散歩して民宿に帰ったよと言うので、キスくらいしたんだろうと聞くと、うんと言うので、そうか、もう一息だなと言うと、

真一はと聞くので送っていって、そのまま帰ったよと言うと、何もしていないのと聞くので、ああと言うと、ふ~んと言ったのです、昼飯を食べて監視を交代すると左の方からヘリの、

音が聞こえたので、


双眼鏡で見ると米軍のヘリです、なんだかおかしな音だなあと思ていると、ロータの下から煙が出ています、へりは急降下したので、思わず危な~いと言うと、海面にドカ~ンと音が、

して墜落したのです、やべ~、ヘリが墜落したと言って、鈴木に救出に行くぞと言って、監視を交代し、スキュバーの道具を持ち海水浴場の端に止めてある、モーターボートに機材と、

工具を積み込んだのです、


鈴木に乗れと言って、モータボートのエンジンをかけて、ヘリの墜落した現場に急行したのです、まずい沈むぞと言うと、海面からヘリは消えたのです、無線で警察に連絡してくれ、

弓ヶ浜前方5k地点にヘリが墜落したと言ったのです、現場に10分で到達すると浮遊物が散乱していますが、人影はありません、イカリを降ろし、ここは水深10m位だ、鈴木潜って救助、

するぞと言って、


2人で装備をつけて、道具箱からハンマーを取り出して、海に潜っていったのです、水深10mなので光は届き、右の下の方に斜めにひっくり返って沈んでいます、近付くと二人外人が、

操縦席と助手席に気を失っています、胸元まで海水に浸かっていますが、まだ空気の中です、鈴木にハンマーで窓ガラスを割るジエスチヤーをして、力いっぱい叩くと、ガラスが割、

れて、


海水が流れ込んだのです、急いで中に入り、バンドをはずして顔を平手で叩くと、目を開けもがいていますので、外に連れ出して、2人で空気を吸わせて、上に引いてゆっくり浮上し、

たのです、程なく海面に出たので、モータボートに引き揚げると、1人の男が私は米軍厚木基地のケリー少佐でこっちはアンダーソン中尉だ、危うく溺れ死ぬところだった、ありがと、

うと日本語で話したので、


弓ヶ浜海水浴場のライフセーバの村上と鈴木ですと言うと、上手いところに墜落したもんだと喜んでいたのです、怪我はと聞くと左足を骨折したらしいと言うので足のスボンをめくり、

触るとそこだと言うので、添え木を当てて包帯できつく縛ったのです、中尉はときくと左手を折ったらしいと言うので、見ると左の腕のところみたいなのでこれも添え木をして包帯で、

きつく縛ったのです、


痛みはと聞くと、大丈夫だと言うので、それでは陸に戻りますと言うと、いや、我々は富山沖の原子力潜水艦ボストン号からの荷物を厚木に運ぶ途中だったんだ、途中からエンジン、

の調子がおかしくなり、あの場所まで来た時にローターの回転が止り、墜落したんだ、積み荷はミサイルでひょっとしたら起爆スイッチが墜落の衝撃で入ったかもしれない、起爆装置、

が作動すれば、


1時間後に爆発する、ミサイルは後部の貨物室にバンドで止めてある、悪いが潜ってみて来てくれないか、もし作動していれはバンドをはずし海面に浮上させて起爆装置を解除させらね、

ばならないと言うので、そのまま爆発させてはダメなんですかと聞くと、これは小型核ミサイルで、TNT火薬1トン分の爆発の威力があり、爆発すれば放射能でこの辺一帯が汚染される、


操縦席の横のボックスに衛星通信電話が入っている、防水型になっているので、それも持ってきて欲しいと言うので、分りました、急がなくてはと言って、鈴木はここにいてくれと言って、

浮き用の袋を持ち海に潜っていったのです、ヘリにちかずき後部のドアを回して開けて中に入ると、右の棚にバンドでミサイルが固定してあります、横腹の窓にカウンターがありカウント、

しています、


まずい、起爆装置が作動しているみたいです、急ぎバンドをはずし袋に空気を入れて後ろと前にくくりつけて浮かし、外に出して手を放すと、ゆっくりとミサイルは浮上していったのです、

真一は操縦席に入り右の棚から衛星電話を取り出して、浮上したのです、浮上すると鈴木がミサイルを船に引き揚げたみたいで、船に乗り衛星通信電話を渡すと、少佐がまずい起爆装置が、

作動していると言うと、


衛星電話で厚木基地を呼び出し、司令官に報告すると、今から救援ヘリを向かわせるが、陸地から5KMではもしもの時に危険だ、沖に移動しろ、起爆装置の解除はグアムの爆発物処理班に、

連絡して解除せよと言ったのです、少佐がわるいが出来るだけ沖にやってくれと言うので、鈴木にお前はここから陸地に泳いで帰れと言うと、真一はと言うので、このまま、米軍に協力、

すると言うと、


了解した何かやる事はと聞くので、救助用の船を頼むと言うと、少佐がこの事は喋らないようにと言うと、ハイと返事をして、鈴木は陸地に向かって泳いでいったのです、エンジンをか、

けて一直線に沖に向かったのです、少佐がグアムに連絡を取ると、解除コードを言つたので少佐がパネルを開けて打ち込んだのですがカウントは止りません、それを報告すると墜落の、


衝撃で壊れたんだろう、後はカウンターの線を切断するしか方法はないが、間違って切断すると爆発すると言い、どの線を切ればいいかは分らないと言うので、少佐が何故だと聞くと、

敵に解除されないようにカモフラージュされており、8本の線で256種類の組み合わせがあり、そのミサイルがどれなのかはわからないと言ったのです、まいったなあ、この辺の水深はと、

聞くと、


弓ヶ浜から30KMから60KMまでは約300Mだその後は日本海溝になり水深は1000M以上になる、そこまで運べれば海溝で爆発させれば、殆んど影響はないが、モータボートでは1時間半はかか、

るので、途中で爆発すると言うので、カウンターを見て後45分だと少佐が言ったのです、真一が起爆スイッチに行っているのは二本のはずです、カウンターが止められないなら起爆スイ、

ッチに行っている線を切断してはと言うと、


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