青春の群像(第3部)
青春の群像(第3部)59 真一がそんな事があったのか、でも一緒に暮らした1年あまりが人生で一番幸せだったんだろう、痛がらなかったのは亜子が傍にいるので、我慢していたのではなく、本
青春の群像(第3部)59 真一がそんな事があったのか、でも一緒に暮らした1年あまりが人生で一番幸せだったんだろう、痛がらなかったのは亜子が傍にいるので、我慢していたのではなく、本
青春の群像(第3部)59
真一がそんな事があったのか、でも一緒に暮らした1年あまりが人生で一番幸せだったんだろう、痛がらなかったのは亜子が傍にいるので、我慢していたのではなく、本当に痛くなかった、
のかも知れないねと言うと、そうなの、どう見ても痛そうではなかったのよと言ったのです、明菜が涙ぐんで、亜子さんは色んな経験しているんですね、実は私もお父さんがいないので、
須藤の叔父さんがお父さん代わりなのよと言うので、
お父さんはと聞くと、小さい頃両親が交通事故でなくなって、奇跡的に私だけが生き残ったの、親戚がいなかったので、施設で育ったの、須藤の叔父さんが事故の目撃者で、トラックと、
の正面衝突だったそうで、車が横転して火がついたそうなんだけど、助け出してくれたのだそうなの、後で私が施設に送られたと聞いて、会いにきてくれて、引き取りたいと言ったそう、
だけど、
親戚でもなく、右翼なので、不適格者の認定をされて養子縁組は出来ないと言われたのよ、その後高校、大学と援助してくれて、社会人になって、一緒に住みたいと言ったら、自分は政界、
のドンと言われて、右翼の大物だからそれは出来ないと言うので、せめて、叔父さんの為にここでヘルフをやって手伝っているのと言ったのです、亜子が同じような運命なんだ、これから、
は、私でよければお姉さんと思ってと手を握ったのです、
翌日山本に髪の毛の検査を依頼したところ、ヤッパリ薬物中毒だそうで、一日に一回麻薬を摂取しなくては禁断症状が出るだろうと言う事です、他にも少しづつ採取して検査をして貰った、
処、ヘルプの3人から薬物反応が出たのです、ママやチーママの髪の毛からは検出されず、この3人に的を絞っていいようです、根元は何回か店には来ましたが、入札課長、入札部長とは、
一緒には来なかったのです、
早速山本に頼んで、この3人をマークしてもらったのです、マークすると驚いた事にアフターに行くとこの3人は必ずお客とホテルに入るのです、不特定多数なのでどれが美人局かわかりま、
せん、なんだ売春でもやっているのかと山本に聞くと、そのついでに脅しのネタを捜しているんですよ、個人がやっている事なので踏み込むわけには行かないなあと言ったのです、
この3人はいつ薬を手に入れているんだ、ロッカーにはそんな物なかったと言う事だが、まさか、売人が一緒にホテルに行く危険を犯すはずはないな、ヤツパリ可奈が何らかの方法で渡し、
ているんだ、普通中毒者はいっ切れていいように、持ち歩くもんですがねと山本が言うので、ロツカーに入っないのでならトイレの水洗タンクの内側にでも貼り付けているのだろうと言っ、
たのです、
それよりも根元の件だが、あと10日で入札だ動きがないのはおかしい、我々が潜り込んだ時はもう仕掛けは終っていたのかもしれない、基準価格は出ているのかなと聞くと、情報が漏れる、
のを防ぐ為、入札の前日に各部署から入札部に持ち込み、入札課長が受け取り合計額を計算して、+-10%を計算して封筒に入れ、入札部長立会いで金庫に入れるそうです、入札部長が金庫、
の鍵をもっているそうです、
翌日に入札が終ると、金庫から取り出し範囲内の一番低い価格を入れた業者が落札となるとの事です、したがって、入札課長は知っており、入札部長は金庫を開けられるので知る事が出来、
ることになります、洩らすとすれば一日前と言う事か、電話で教えてもいいのだから、簡単に相手に伝えられると言う事だな、脅したとなれば、役所に写真を送りつけ、組員が呼び出し、
基準価格を電話で洩らすように言って、金銭の授受はしないので増収賄にはならない、調べられても発覚する恐れはないと言い、基準価格を受け取ったら、ネガも含めて渡すと言ったのだ、
ろう、電話で聞いた基準価格を根元が岩村建設にながし、後は造成地売買で合法的に岩村建設は根元に金を払い、伊東と分配すると言うシナリオだな、仕方ない事務次官に協力してもら、
おう、話に乗らなかったとすれば、
協力するかもしれないと言うと、山本が何を頼むんですかと言うので、今回は本物は直接事務次官に渡して、入札部にはそれより20%高い基準値になるように偽の価格を渡すのさ、それを、
基準にすれば、本当の基準の範囲からはずれるので失格となる、翌日の入札は事務次官の手元にある物と比較すれば、岩村建設は絶対落札できないと言うと、なる程上手い方法ですねと言、
うので、
流したのが偽なので罪にはならないが、相手も検挙できない、写真は絶対ばらまかないよ、巻けば不正をやつた事が発覚して、イモズルで検挙されると知つているので、後からでも取り返、
す事が出来、外部に出ないようにすればいいと言ったのです、局長に電話して、今から事務次官に会いに行くと言ってくださいと、経過を説明すると、わかった今連絡を取ろう、折り返し、
電話すると言ったのです、
こんな面倒な事しなくても、どちらか特定できればいいが、写真がある限り白状はしないなと言ったのです、局長から電話がかかって来て、1時に待っているそうだと言うので了解しました、
1時に行きますと電話を切つたのです、1時に運輸省に行き受付に行くと、伺っております次官がお待ちですと、次官室に案内したのです、村上ですと言うと、久保田局長から連絡を貰って、
いますと言い、
イスを勧めるので座ると、話は聞きました私が相手にしないので、ターゲットを変えたのでしょう、美人局をやられたとしたら、どちらか分りませんが引き受けたかも知れませんと言うので、
今回の入札方式変更の話をすると、私には異存ありませんが、大臣の了承が必要です、多分うんとは言わないと思いますと言うので、何故ですかと聞くと、大臣は政治家ですよ、私との確執、
は、
私が政治家との癒着を問題にしているからです、私から言っても聞いてれないと思いますと言うので、根元議員と繋がっているかもしれないわけですねと言うと、私は運輸省の人間です上司、
の非望中傷は言えるわけありませんと言い、2人に問ただしたほうが良いんではないですか、もし喋らなくても相手に情報が行き、洩らすのを思い留まるかもしれません、相手は諦めるかも、
しれません、
美人局の写真はばら撒きませんよ、出所を警察に調べられれば困るのは自分達ですと言うので、貴方に接触して来たのは根元議員ですねと聞くと、そうですがいずれも何の証拠もありません、
知らぬ存ぜぬをきめこまれますよ、もつとも私が洩らして金品を受ければ、強制捜査できるでしょうが、いつた言わないで、しかも金品の授受の証拠がなければ摘発できませんと言ったので、
す、
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