また来たくてもなかなか来られない旅先というところがちょっぴりほろ苦くて、後引く味わいがありました。
出だしから小気味好いテンポで読みやすく、とても面白かったです。もっと続きを読みたくなる感じの余韻が残りました。

けろよん様、大木奈夢です。

プロファイリング企画や前回のショートショート企画に引続き、ご参加いただきありがとうございます。

今回は『夢』を持てる企画にしたいと思い立ち上げました。ただし相手もあることなので、例え叶わなくとも元々というスタンスですが。



『私と彼のいる珈琲店』を拝読させていただきました。

普通こんな店員はいないですよね。
いないはずの店員がいることがこの作品の面白さになっていると思います。

お店の雰囲気、良い音楽、美味しい珈琲。店員以外は申し分のない珈琲店。

その店員も最後は結局、なかなかいいやつじゃないかというギャップが、この物語を暖かく包んでくれています。

もしこんな珈琲店が現実にあれば、是非行ってみたいと思いました。

ぶっきらぼうで口が悪いのに「ごゆっくり」ときちんとするべき対応はしているところが面白かったです。こんなダンジョンに迷い込んでみたいです。

店員の態度もそうですが、それに対抗する主人公が面白かったです。
短い中にしっかりとストーリーがまとまっており、引き込まれました。

企画参加ありがとうございます！
主人公がお店を選んだ時の描写がとたても素敵でした。ふらっと旅に出てみたいものです。

おしゃれな感じ(？)の喫茶店に店員の意外な態度が良かったです。文章も読みやすく、すいすい読めました。次回作に期待したいです。