知っている方からしたら「何をいまさら」と言われそうですが、つい先日知ったので仰天しました。

それは、「婚活・借金苦・嫁姑愚痴ブログ、の類は9割フィクション」という事です。

「なんだそれは」という方の為に簡単に説明しますと、個人が自分が体験した実際の話を書く個人ブログ、というのがありますよね。その中でも様々なジャンルがあるのですが、婚活について書いた婚活ブログ、借金返済を主にしているブログ、姑の愚痴を吐き出したブログがあるそうなのです。

あるそうなのです、と曖昧ですみませんが、元々「借金苦」と「嫁姑の愚痴」ジャンルブログがあるという事自体知らなかったんです。テーマからして読みたい気も起りませんしね。婚活ブログは昔からあったので知っていました。

それで本題に戻りますと、「そう言ったジャンルのブログは、アクセスを多く取りアフィリエイトで稼いでいる商用ブログであり、内容は真っ赤な嘘である事が多い」と言われているんです。ライターを雇って書かせたり、女性ブログ主と見せかけて実際は男性が書いているものもあるとか。なぜ前述のジャンルかと言うと、閲覧する人が多い為だそうです。

ただ、これはあくまで「言われている」です。「嘘だと言う話も嘘ではないのか」という疑念は残ります。ただ、火のない所に煙は立たぬ、ということわざがあるように、かなり忙しい職業のはずであるのにブログ更新がマメすぎるだとか、（婚活ブログで）詳細に相手の事を書いて身バレしないのか、ネタが毎回悲劇的でドラマチックすぎるとか、架空ブログだと指摘する人々の意見を見るとなるほどそうかと思わせる所もあります。実際に架空ブログではないかと炎上してから忽然と消えたブログもいくつかあるようです。

事の真相は分かりませんが、もし本当だとすれば失礼な話です。読み手は実話だと、ブログ主も実在していると信じるからこそ話に感情移入し、時には応援したりする事もあると思うのです。実際に閲覧数が多いのも、それだけ信じて共感する人が多いからでしょう。

私は昔々の、アフィリエイトがない、ツイッターもインスタグラムもない、そもそもスマホがなかった時代に、パソコンで個人実録ブログをよく閲覧していた時期があったのですが、その時にはまっていて良かったなと思います。当時は自分で広告を貼ることもできず、ワードプレスもなく、企業から提供された無料ブログしかほぼ発信源がなかったので、架空ブログを作るなんて、お金に全くならない事をする人はいなかったと思うんですよ。結果、当時の実録ブログは真実だったと思っています。

個人ブログでアフィリエイトするのは全く構わないと思いますし、最初から創作ブログと掲げて活動するのももちろんありです。ただ、真実と見せかけてブログを書くのは残念で仕方がない。そう思います。

この話を受けて、「えー！最近のブログってフェイク多いの？じゃあどれが本物？」という方。主観になりますが、実録と思われるお勧めブログを次回ご紹介します。