なぜ妻は夫が自宅でゴロゴロすると不機嫌になるのか

パンケーキにグラノーラ

皆さんは経験ありませんか。自分がマイブームとしてはまっていた誰も見向きもしなかったモノが、自分がハマるのをやめた途端にブームなった事が。

私は結構あります。まず登山。私がはまっていた当時は若い人にはまず人気・知名度共なく、同年代で好きな人はゼロでした。世間的にも人気はなく好日山荘など山用アウトグッズの店に行ってもおしゃれな服は全然なくつまらなかった事を覚えています。当時していた格好はチェックシャツにアンダーはすそを絞ったジャージズボン。今時コミケに行くオタクさんもそんな恰好はしないだろう、という格好をしていました。もう山は満喫したしいいやと学生時代に引退してから数年後、「山ガール」なる言葉がちらほら聞こえだし、「なんじゃそのおしゃれな響きは」と思っていたら、あれよあれよと山を楽しむ大人女子が増え出し、それと共にアウトドアメーカーがこぞっておしゃれな山岳服を発売し出し、そんなシャレオツな服を着て颯爽と山を登る山ガールをマスコミが取り上げ始めました。今、私の周りでは今更「山登り始めました」だの「山いいよねー」と言う大人女子がいまだに増えています。私が現役だった頃に洒落たウェアも同年代の仲間もいてほしかったと今でも悔しい「遅れて来たブーム」です。

他に悔しいものがパンケーキとグラノーラ。まずパンケーキはホットケーキと呼ばれている時代にはまっておりました。ン十年前にアメリカ留学していたんですが、パンケーキが好きでしょっちゅう自分で作っていたせいか、当時日本ではまだなかったパンケーキ専門店と言う所に連れて行ってもらったり、帰国の際のお土産にパンケーキの粉２箱分どんともらった事は今でもいい思い出です。はい、もちろん当時は「レストランでもお子様メニューにしかないホットケーキが好きなんて子供みたいねぇ」みたいに周りからは思われていました。それから大分経った後、皆さまご存知のパンケーキブームが来たんです。おかげで今はファミリーレストランはもちろん、こじゃれたカフェでも見た目が洒落てて美味しいパンケーキを食べられるようになりましたが、当時の皆には「ほれ見た事か庶民が！」と言いたいですね。

グラノーラもマイブームが終わってから見計らったかのように流行りが来ました。最初はスーパーへ行っても１、２種類ほどしかなく選びようがなかったったものがドンドンと種類が増えていく様は、見ていて「なんで自分がハマっている時に出ないかな！」と地団太を踏みたい気にさせられました。

と言う訳で、次の流行りは悔しいからもう書いておこうと思います。

私が好きなもので熱がおさまると流行る事が多いから、

今好きな事は

実際行った事はないが興味のあるイベント

・ディノアライブ（本物かと見まがうほどリアルな恐竜ロボットを動かしてくれるイベント）

・燕の巣帰り

実際参加した＋現在も好き

・文学フリーマーケット（小説、詩、短歌など自作文学作品販売の場所。コミケに比べるとまだ知名度・規模共に小さいですがオリジナル文学作品は面白いものも多くお勧め。一般の方も面白い事はもちろんですが、大学の有名文学部の他、何度も直木賞候補になっている現役作家も普通に作品販売したりしていて狙い目多し）

・読書会（指定された本を事前に読み、当日皆で感想を言い合う。知らない者同士でも同じ本について話し合う共通点があり、かなり盛り上がる異色のイベント。自分と違う意見も聞くことができ、その本の理解を改めて深める事もできる）

この４つでございます。

文学イベントは現在ビブリオバトルの人気が上がっている事もあり、文学フリマと読書会は流行りがじわじわと上昇するのではないかと私は目論んでいます。これからが楽しみです。そうして見事大人気となった暁にはこのページを宣伝して「ほれ見た事か」と言いたいですね。平成の主張でした。