5番エリア

半分が未だに開発中の工事エリア。大型車両や重機がひっきりなしに稼働し、振動と土埃が絶えない。

また残り半分も安く売り捨ててしまったため、怪しげな屋敷や研究所が点在している。それらを買い戻したいのだが、地価の上昇にかこつけてうまく行っていない。

全体として人口は少なめ。


・内側


工事中

最低限のインフラ設置工事を実行中で、上下水道、電柱、道路などを作っている最中。それも取り掛かれているのはまだ半分もなく、ほとんどが草生えっぱなしの草原となっている。


工事村

プレハブで作られた作業員の事務所や宿泊施設、食堂に自動販売機、シャワー室まで備えてあって本州に戻る必要がない。


・外側


本州に面している橋と工事現場とを結ぶ最短距離の道だけが酷使され、それ以外はなんかよくわからない施設が点在してる。


お屋敷街

場違いにゴシックだったり広い庭を持つお屋敷だったり、中には小さな小城まである。

基本、人の出入りは少ないが、人がいるのは確実。なのに本州や他のエリアへの買い物にも出ておらず、宅配もこない。どうやって生活しているのかは不明。

曰く、吸血鬼や魔女が潜んでるともいうが、単純に死体を隠すための場所にされてたりもする。


研究所

角ばった豆腐のようなビル群、ハイテクで固められたビルから、近所のヨガ教室のような安っぽいものまで様々。研究対象は大体がオカルト、あるいは陰謀論で、過剰に武装してたり、セキュリティーが硬かったりする。

まれに、中二病をこじらせてかっこつけてここに住み着いて後悔している自称デザイナーがいたいるする。


わずかながらコンビニはある。


・人


現場作業員 7点

土木作業を毎日やっているプロフェッショナルなので筋肉質、またヘルメットやシャベルなどでの武装に、重機なども使えるため戦闘能力は高め。ただし外部との連絡手段が存在しないため、何があっても反応が鈍くなりがち。


お屋敷の住民たち 10点

なんか引きこもってる。能力的にはまれに弱小の吸血鬼や魔術師、能力者などがいるが、それぞれが自分たちの世界に引きこもって最強を自負しており、サイボーグの存在を知らない。その程度だが一応点数は高め。


オカルト信者 5点

間違った方法で間違った理論を証明しようと間違った努力をしている連中、それでも頭がよかったらどこかしらからスカウトがかかるが、それもない。

点数が高めなのは単純にレアだから。

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