第287話 女子トーク
その夜は、二階の私の部屋でサンタと深夜まで女子トークで盛り上がった。
ショーリは、一階のゲストルームに布団を敷き寝て貰った。
サンタと一緒で心強かった。
だが、何かもどかしい気がしてならない。当然、那奈の事だ。
「どうする気?」
心配なのだろうか、サンタは私に確認した。
「え…!!
「うん…、いきなり飛び蹴りはなしだよ!!」
「するかよ! 私をなンだと思ってるの?」
「元ヤン!!」
「あのねェ…、ンな訳ないだろ!!」
「さっきだって、ショーリ君にフライング・エルボー叩き込んでたじゃん。」
「あのねェ~…、フライング・エルボーって、メキシコの覆面レスラーじゃないンだから…!
足が縺れて、ツンのめっただけだよ!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます