第206話

「コンビニでずっと話してるワケにもいかないンで……。

 帰り道、送って貰ったの。憧れてた本城君とこんなに近くで話すのは初めてだったンでドキドキしたけど…、

近くの公園でずっと話して……。それで、連絡先とラインを交換したの……。」


ユズ君…。シーちゃんって、彼女いる事、黙ってたの?」

 意地悪く私は訊いた。

「え、うん…、別に、聞かなかったから……。」




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