第155話

「も~…、イチゴ~! 無視かよ。シカトォ~? それとも放置プレイ!!」

 

「お前なぁ…。どんなプレイだよ…。」

 小声で呟いた。

 放っておけよ。頭が痛い。

 お前は、小二の夏休み気分か。


 外に出て店の横に設置されているベンチに座ってやすんでいた。

 すぐに、ショーリが後を追いかけて来た。


「はい、メロンパンとオレンジジュース!!」

 私の横に座り差し出した。

「あのねぇ…。」

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