第112話 ダ~ーーリン❗❗

 ほどなくドアが開いた。

「ダ~ーーリン❗❗」

 いきなり美女が飛び出して来て総裁に抱きついた。

《おぉ~! マイやん➰💕》

 キスをしようと唇を尖らせた。


 しかし急にマイは真顔になり、

「トイレットペーパーは?」

 と訊いた。


《え? あ、いや、トイレットペーパーは…、えぇっと…、

 売り切れだったよ……。ハッハ……。》


 

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