第2話

セ「私が何度黙って人質にされたことか」


王「なに? 自分、これはじめてちゃうん?」


セ「はじめてだったら、こんなに落ち着いてる訳ないでしょ!!」


王「……えぇー」


セ「もうかれこれ――数え切れませんよ!!」


王「そんなに?」


セ「もうね、スナック感覚みたいなところありますからね」


王「スナック感覚」

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