グラップルファングス

・外見

192cm　90㎏

ギザギザに生えた牙びっしりの口は大きく裂け、髪は逆立ち、猫背で胸毛の濃い風貌は獣にしか見えない。また指先は爪に見えて全てが牙になっている。

体内の骨格にもタコのように牙状の特化が内蔵している。

人間の獣因子の解放、という実験体だったらしいが、どうせ無意味、結果は出ないだろうと適当に外見だけ作られた。

実験体としても生物としても散々な目にあってきたためか、非常に好戦的、また常に飢えており、肉食で人肉を好んで喰らう。

こう見えて知能は高く、言葉の理解や道具の使用なども難なくこなす。が、人間を自分とは同種とは認識していないため、コミュニケーションをとろうともしない。

・能力

噛み合わせ、がっちりとかみ合った歯のお陰で常人を超えるパワーとスピードを得られた。加えて爪の代わりの牙により攻撃力も増して、素手で人体を解体するに至る。観察能力もあってか、特別な能力がないくせに強い。

バイト、肘、膝、手の内側に肌の下に牙があり、掴んだり挟んだりすると飛び出て、捉える。

ザップ、同じく肘、膝、手首の外側に牙があり、任意のタイミングで２cmほど飛び出し、切り付ける。隠し武器に近い。

全体として肉弾戦中心で、人体の構造に長けるためか、打撃、投げ、寝技、関節、全方位に通じている。

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