③❺耳

ソナーフェイス


・外見


一見すれば普通の成人男性に見えるが、正面から見ると眼球がなく、代わりに肥大化した耳が、鼻の付け根付近まで拡大しており、ちょうど覗き穴のように耳の穴がある。

見た目通り聴覚が発達し、かつ視力が欠如しているが、どういう仕組みが外界の明暗を察知する能力はあり、それを利用して真っ暗闇な地下や下水道に潜んでいる。

武器を使ったり待ち伏せしたり、音が鳴る罠を仕掛けたりと知性知能のようなものは散見するも、基本は縄張り意識の高い肉食獣であり、夜陰に紛れて人を狩る殺人鬼でもある。


・能力


音見、まるで見るかのように聞くことができ、その制度も高い。具体的には筋肉の萎縮で人の個体識別を行ったり、呼吸を読み解いて虚を突いたりする。一方で一般的な大音響や不協和音に関しても強い耐性を持ち、その上で苦しんで見せるなどと演技派でもある。

動体聴力、音に関する反応速度がずば抜けて早く、相手の動きを先読みして封じる、あるいはカウンターを放つなど余裕で行う。一方、音を頼りにしているため、銃弾のように音速を超えるものには反応できない。

肉体的にはさほど超人でもないため、奇襲さえなければ通常戦力でも十二分に戦える。

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