②❻脳

マッドイメージ


・外見


200cm 推定230㎏

空中に浮かぶ巨大な脳みそから申し訳程度に人間の首から下がぶら下がっている。脳の表面にはうっすらと液体が膜のように張られている。

ただでさえよくわかってない脳への改造、さらに投薬に追加のクローニング、予算をもらったからとやりたい放題やった結果、関係者が軒並み発狂し、今回の大脱走の引き金の一旦となった。

高い知能を持っていると推定されるものの、コミュニケーションそのものが攻撃のきっかけとなっているため、詳しい測定はできていない。同様の理由により、その目的など、一切が不明。


・能力


サイコキネシス、いわゆる超能力で自分の体を浮かべている。これを転用して自分へ向かってくる『敵意のあるもの』へ見えない壁を張ることができるが、あまり硬くなく。それ以上の能力もあまり見られない。

テレパシー、この脳みそから具体的な刺激を受けたもの、つまりはこの脳の姿を見た生物の脳へ、ほぼオートでテレパシーによる直結を行う。ただし同じクローンには、すでに知っているからなのか、このテレパシーは用いらない。

テレパシーでは一方的にデータを流し込まれる。その内容などは一切不明ながら、直結された生物はかなりの精神的ダメージ、いわゆるSAN値を削られる状態となり、一定時間以上で発狂、あるいは自殺する。これは直視でなくとも、ガラス越し、鏡越し、カメラ画面越しでも発動する。モザイク処理で何とかごまかせるが、正確な位置や方向が分かる程度だと直結させられる。

上記能力を合わせて街中をサイコキネシスを用いて自在に浮遊しており、被害が広がっているものの、それを伝えることさえもが困難ゆえに情報伝達、避難誘導が行われず、無尽蔵に被害を広げている。

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