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  • 第1話への応援コメント

    「~だ、~である」のような語りではなく敬体で書かれていることで、宮沢賢治の作品のようなどこか優しい作風になっていますね。

    冒頭部分の「ただ、彼には足りないものがありました」のストレートな表現で読者を引きつけ、じわじわとSFの世界に導く構成はいいですね。初めての作品にしてはうまくまとまっているように思えます。(私が書き始めたころの作品は読み返したくないクオリティばかりだったので)

    初心者としてよくありがちな失敗は
    ①登場人物の名前を凝りすぎる(希望ヶ丘、〇〇小路など)
    ②人物描写を書き入れすぎる
    (服装・容姿や、いかに美少女か美男子なのか過剰に描写してしまう)
    ③早く書きたいと感情が先走り、必要な情報を削ってしまう
    だと考えています。
    その点、蔵居海洋さんの作品には欠点がなく、いい意味で読みやすく感情移入しやすいものになっていると思います。

    少し惜しいかなと感じた部分は、ラストの表現です。今までのいい流れを考えると、簡潔すぎる説明になっていてもったいない気がします。

    地球と星の暮らしのどちらが幸せだったのか。
    死に際になっても、男は答えを導きだすことができませんでした。

    私がラストを書けばこうなりますが、いい形の終わりを書くのって難しいですよね。これが最善だと断定できなくてすみません。あくまでも一例として聞き流しておいてください。
    長々と失礼しました。

    作者からの返信

    まさか感想まで頂けるとは! ありがとうございます!

    確かに最後の表現が甘いなあ...中々最後の締めって難しいですね。

    羽間慧様のご助言を今後の執筆の糧にしていきたいと思います!

    本当にありがとうございました!